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<三菱電機>入社1年目社員に違法な長時間残業 書類送検 

毎日新聞 1/11(水) 11:10配信

 ◇厚労省神奈川労働局が労働基準法違反(長時間労働)容疑で

 労使協定で定めた上限を超える違法な長時間残業を入社1年目の男性社員(31)にさせていたとして、厚生労働省神奈川労働局は11日、法人としての三菱電機と当時の上司を労働基準法違反(長時間労働)容疑で横浜地検に書類送検した。男性は適応障害で昨年11月に労災認定されている。広告大手の電通に続き、大企業が入社間もない社員に違法な長時間労働を強いている実態が浮かんだ。

 書類送検容疑は、神奈川県鎌倉市大船5の同社情報技術総合研究所で医療用半導体レーザーの研究開発などを担当した男性(2013年4月入社)に14年1月16日~2月15日に、それまでの倍以上の月100時間を超える時間外労働をさせたとしている。

 男性は14年4月上旬ごろに適応障害を発症して休職。休職期間満了後の昨年6月に解雇された。労災認定後の昨年11月25日に東京都内で記者会見し、同社に解雇撤回を求める意向を明らかにしていた。

 同社が男性に提供した入退室記録によると、14年1月16日~2月15日の残業は「過労死ライン」の2倍の約160時間だったが、男性は上司の求めで59時間半と過少申告していたという。男性は会見で「上司に『(2月以外は)40時間未満にしろ。毎月39時間だと不自然だから、ばらばらの数字にしろ』と言われ、32~37時間半と記載した」と主張していた。【早川健人】

最終更新:1/11(水) 13:31

毎日新聞

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