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誠也 大谷流ケンケン打法トレ「いい打者のまね」

スポニチアネックス 1/11(水) 7:00配信

 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選出されている広島・鈴木誠也外野手(22)が10日、マツダスタジアム隣接の屋内練習場で自主トレし、昨年末から採り入れる大谷流「ケンケン打法」を披露した。体の開きを抑えて左の壁をつくる練習法で、仲の良い日本ハム・大谷がルーティンとするものだ。世界一と日本一への貢献、そして、トリプル3を目標に掲げる5年目。貪欲に高みを追い求めた。

 マシン相手に打撃練習で鈴木の身のこなしが目を引いた。全体重を乗せた軸足の右足を打つ瞬間に跳ね上がるように折り曲げ、体重移動させながらフィニッシュは左足だけで立つ。昨季は目にしなかった練習法だ。

 「(大谷)翔平のまねです。いい打者のまねをしようと思って」

 日本ハム・大谷が昨季から打撃練習で採り入れ、城石打撃コーチが「ケンケン打法」と命名したルーティン。昨年11月に侍ジャパンの強化試合で初めてチームメートになった際、目に留めて本人に意図を問うたという。

 「翔平とは違う感覚。あの体、あの筋力ですからね。僕には無理だけど、彼とは違った、とらえ方ができた。引き出しは増やしたいので」

 内角を攻められた際、上半身の突っ込みを抑えて、いかに左の壁をつくるか―を昨季からテーマに掲げる。12月に入って練習で試してみたところ「左足が開かず、右肩も出なくなった」と実感。飛距離、強い打球を目的とする大谷とは違う自分の答えを見つけた。

 優勝旅行やイベントが重なってもトレーニング量は減らず、「普通にできている。影響はないです」と言い切る。年末は家族と群馬・伊香保温泉でリフレッシュし、新春は3日から実家のある東京で始動した。

 「打撃に完成はないと思う。去年は自分に合ったフォームだった。今年も早く見つけたい。土台は変えず、枝葉をいろいろ試しています」

 昨季は出場129試合で打率・335、29本塁打、95打点の大飛躍。ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝き、12月20日の先行発表で大谷とともに日本代表にも選ばれた。この先、どんな成長曲線を描くか楽しみだ。 (江尾 卓也)

最終更新:1/11(水) 7:00

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