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<大相撲初場所>御嶽海、二つ目の金星 鶴竜にも土

毎日新聞 1/11(水) 20:19配信

 大相撲初場所4日目の11日、時代を動かすのは常に若者だ。24歳のホープ、御嶽海が鶴竜に土をつけ、2日目の日馬富士戦に続き、この場所二つ目の金星をつかんだ。

【写真】鶴竜を攻める御嶽海

 3日連続の結び。「楽しめています」と話した通り、先場所優勝の横綱に対しても全くひるむところはない。力強く当たって、突っ張り合いから左差し。俵に詰まった相手が回り込みながら小手投げに来るところを厳しく追い立て、土俵外へ運んだ。

 「中途半端に投げにいったのが全て。もうちょっと落ち着いて取れば良かった」と鶴竜。相撲巧者の横綱にほぞをかませる鋭い攻めが光った。

 日馬富士の拙攻につけ込んで勝った初金星の時には控えめだった親方衆の評価も上昇。八角理事長(元横綱・北勝海)が「(上位陣も取り口を)間違えれば持っていかれる、そういう怖さが出てきた」とうなり、友綱審判長(元関脇・魁輝)は「土俵下で見ていても、気迫がすごい」と褒めちぎった。

 この日はフィリピン出身の母マルガリータさんが国技館で観戦。御嶽海は「お母さんにいいところを見せられて良かった」と、つぶらな瞳を輝かせた。

 25歳の正代、26歳の高安、遠藤らとともに世代交代の歯車に手を掛ける御嶽海。確かな手応えを感じつつ、5日目、30歳の稀勢の里に挑戦する。【大矢伸一】

最終更新:1/11(水) 22:56

毎日新聞