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<編集次長逮捕>直前、妻が不満メール「子育て手伝って」

毎日新聞 1/11(水) 20:47配信

 自宅で妻を殺害したとして講談社社員、朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41)が逮捕された事件で、朴容疑者が逮捕前の任意の調べに、事件直前に妻から電話やメールで子育てを巡る不満を訴えられたと話していたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は子育てに関する口論が事件につながった疑いがあるとみて調べている。

【写真】講談社本社前に集まる報道陣

 同社で青年コミック誌「モーニング」の編集次長を務めていた朴容疑者は、昨年8月9日未明、妻佳菜子さん(38)の首を絞めて殺害したとして殺人容疑で逮捕された。

 捜査関係者によると、朴容疑者は逮捕前の任意の調べに対し、事件直前に佳菜子さんから「子どもの送り迎えが負担だ」「子育てを手伝ってほしい」と電話やメールで言われたと話していた。死亡の経緯については「妻が包丁を持ち出し、子育てについて口論になったが落ち着かせた。その後、気がついたら妻は自殺していた」と説明したという。

 1階の寝室などから佳菜子さんの血痕が見つかっており、佳菜子さんは寝室で殺害されたとみられる。

 司法解剖の結果、佳菜子さんの首に絞められたような痕が見つかったほか、肋骨(ろっこつ)が折れ、額に何かにぶつけたような傷があることも判明した。こうした状況から同課は、佳菜子さんの遺体はいったん2階に運ばれた後、階下へ落とされた可能性があるとみている。

 朴容疑者は逮捕時の調べに殺害の容疑を否認し、その後は黙秘している。【神保圭作、深津誠、春増翔太】

最終更新:1/11(水) 23:29

毎日新聞