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<野球賭博>客集め、大学院生に依頼 逮捕の組関係者

毎日新聞 1/11(水) 21:50配信

 プロ野球・巨人の選手らによる野球賭博事件を巡り、賭博開張図利容疑で逮捕された暴力団関係者、三輪正行容疑者(35)が、知人の大学院生の男(41)=賭博開張図利罪で有罪が確定=らに賭博客を集めるよう依頼していたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策4課は、三輪容疑者が大学院生ら末端の「小胴元」を使って賭博を繰り返したとみている。

 三輪容疑者は11日、2014年10月~16年10月に行われたプロ野球の計23試合を対象に、「ハンデ戦」と呼ばれ、チーム間の戦力差を調整して賭ける賭博を開き、客5人に計350万円を賭けさせた疑いで逮捕された。容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、三輪容疑者は「小胴元」を取りまとめる「中胴元」として、大学院生らに巨人の笠原将生元選手(26)=賭博開張図利ほう助罪で有罪確定=ら賭博客の集客を依頼。暴力団組織からハンデ表などを入手した上で賭博を開き、売り上げの一部を組織に上納した疑いがあるとみて調べている。

 逮捕容疑となった賭博の客には、賭博開張図利罪で有罪判決を受けた大学院生の男(27)も含まれていた。事件で罰金刑が確定した巨人の元選手(33)は毎日新聞の取材に「横浜市内で(27歳の)大学院生と三輪容疑者が一緒にいるところを見たことはあるが、賭博に関わっているとは知らなかった」と話した。大学院生からは「(三輪容疑者は)暴力団関係者だから気をつけるように」と言われたという。【宮崎隆、黒川晋史】

最終更新:1/11(水) 21:50

毎日新聞