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「勤務時間外のメールは見なくていい」は日本で成功するのか

AbemaTIMES 1/11(水) 15:10配信

■「プレミアムフライデー」は普及するのか?

 来月24日からは、新たな取り組みも実施される。その名も「プレミアムフライデー」だ。

 政府や経団連が主導し、月末の金曜日は午後3時に退社し、買い物や旅行など、豊かな過ごし方に充てようという取り組みだ。労働環境の改善だけでなく、消費を刺激するという狙いもあり、全国で、業種を問わず実施されることを目指している。

 実施予定の企業は「できるだけ家族といる時間を設けたい。そういう時間を使ってリフレッシュしてもらって楽しい生活の一部となるような、そういうことを期待して始めました」と話し、従業員も「休日にあてられる時間が増えるということなので、うまく調整して有効的に休みを使えればいいかな」と、「プレミアムフライデー」を歓迎する雰囲気の意見も。

 一方「今まで通りだと終わらない。3時には帰れないから変わらないと思う」「このプレミアムフライデーで、今までお仕事で来られなかったり、お忙しかった方々がご来店いただけるチャンスになる。しかしこちらがお休みしていると対応ができないというのはデメリット」「連休前は仕事が溜まる、後で自分に降りかかってくる」といった懐疑的な声も上がった。

 常見氏も「仕事の効率化と言うが、仕事の絶対量が減っていない現状があり、丁寧に進めないと労働環境改善には至らない。サービス残業に繋がる。消費の刺激という点でも疑問だ。『日経ビジネス』の調査によると、プレミアムフライデーの導入は半数のビジネスパーソンが賛成したものの『普及するか』という質問に対する肯定的意見は17%にとどまっている。加えて、退社後は自宅で過ごすと回答した人も多かった」と話す。

 果たして日本から「過労」はなくなるのだろうか。

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最終更新:1/11(水) 15:10

AbemaTIMES