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「社員」は平均69歳 高齢者活躍へ、滋賀知事が懇談

京都新聞 1/12(木) 9:18配信

 滋賀県の三日月大造知事は11日、住民の支え合い組織をつくって地域の福祉事業や生きがいづくり活動を展開している米原市のグループ「大野木長寿村まちづくり会社」を訪れ、メンバーと高齢者の意欲を引き出す取り組みなどについて懇談した。
 同グループは過疎・高齢化に危機感を持った同市大野木地区の住民が、地域の課題は自らの手で解決していこうと2011年9月に任意団体として設立した。60人の「社員」の平均年齢は69歳で、地区住民の要望に応じて草刈りや病院の付き添い、庭の手入れなどを有償で引き受けるほか、地区内の古民家を拠点に高齢者の訪問支援活動を続けるなど、多彩な取り組みを展開している。
 懇談では「社長」を務める西秋清志さん(81)ら同社役員が社の活動方針などを紹介。「有償事業にすることで、仕事をする側とされる側が対等の立場になる。事業を長続きさせるポイントだ」「いろんな技術を持つ高齢者が元気を発揮できる場づくりが大事ではないか」など、高齢化時代の地域づくりの在り方を提起した。三日月知事は「心で豊かさを感じられる取り組みで、これからの社会づくりのモデルになる」と聞き入っていた。
 三日月知事は9~13日の日程で、人口減少や高齢化が進む地域の課題と魅力を体感するため、同市大久保に短期居住している。住民との懇談のほか、福祉事業所や企業などの視察、訪問も予定している。

最終更新:1/12(木) 9:18

京都新聞

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