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中国空母、米台ににらみ=長期訓練で能力向上アピール

時事通信 1/12(木) 15:02配信

 【北京時事】南シナ海での訓練を終え、北上した中国の空母「遼寧」の艦隊は台湾海峡を12日、通過した。

 昨年12月からの長期にわたる一連の航海で台湾を囲むように航行。中国海軍は「年次計画に基づいた通例の訓練」と主張するが、外遊中の台湾の蔡英文総統に軍事的なにらみを利かせるとともに、対中強硬姿勢を見せるトランプ次期政権を念頭に軍事力を誇示する狙いがありそうだ。

 遼寧を含む艦隊は12月中旬に渤海で初の実弾演習を実施した後、下旬には東シナ海で艦載機の演習を行った。その後、沖縄本島と宮古島の間を通過し、西太平洋を航行。南シナ海でも艦載機による発着訓練を行い、実戦に向けた運用能力を向上させていることをアピールした。

 共産党機関紙・人民日報は8日付のコラムで「(沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ)第1列島線を越えるのは『新常態』になった」と強調。「(小笠原諸島やグアムを結ぶ)第2列島線を越え、東太平洋に達するのは時間の問題だ」と訴えた。 

最終更新:1/12(木) 16:38

時事通信

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