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北極海観測、初の砕氷船建造へ 文科省

朝日新聞デジタル 1/12(木) 18:56配信

 文部科学省は12日、北極海周辺を冬季も含めた通年航行が可能な砕氷観測船を建造する方針を固めた。砕氷もできる北極観測船は国内初となり、建造費は300億円程度を予定。早ければ2018年度から建造に着手するという。

 文科省の有識者検討会が同日、報告書案をまとめた。報告書案などによると、海洋研究開発機構の海洋地球研究船「みらい」(全長128・5メートル、排水量8687トン)とほぼ同規模で、観測能力は同等かそれ以上となる見通し。調査は北極海周辺を中心に他の海域も担う。今後、機構を中心に具体的な検討に入る。

 これまで北極海周辺は、みらいが調査をしているが、砕氷機能がなく通年航行はできなかった。一方、南極観測船「しらせ」(同1万2650トン)は砕氷機能は高いが、観測機器をあまり搭載できないなど観測向きでないうえ、北極海周辺の観測を兼務できない。

 近年、北極海や周辺海域を対象とした気候変動や環境に関する国際共同プロジェクトなどが活発になり、海外でも砕氷観測船建造計画が進んでいるという。(竹石涼子)

朝日新聞社

最終更新:1/13(金) 0:26

朝日新聞デジタル

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