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台湾の駐在事務所に圧力か=「変更厳命」のナイジェリア称賛―中国

時事通信 1/12(木) 19:02配信

 【北京、台北時事】中国外務省によると、アフリカのナイジェリアを訪問した王毅外相は11日、現地での記者会見で、ナイジェリア政府が、同国に台湾が構える駐在機関の「名称の変更や首都からの移転、権限・人員の削減を(台湾側に)厳命した」と称賛した。

 台湾はナイジェリアと外交関係を持たないが、首都アブジャに「中華民国商務代表団」を開設。中国政府は台湾と外交関係のある国の切り崩しだけでなく、台湾の駐在機関に対しても圧力を強める可能性がある。

 王外相はナイジェリアでブハリ大統領らと会談し、「一つの中国」原則を確認した共同声明を発表した。これに対して台湾外交部(外務省)はナイジェリア政府に抗議し、再検討を呼び掛けた。総統府の報道官は「圧力と脅迫の昔からのやり方は、台湾人民の反感を高めるだけで、両岸(中台)関係の正常な発展にとってプラスにならない」と中国を批判した。

 アフリカでは昨年12月、サントメ・プリンシペが台湾と断交し、中国との国交を結んだばかり。ナイジェリアは石油資源を持つアフリカの大国。中国政府は「一つの中国」原則の受け入れを拒む台湾・蔡英文政権に対し、さらに外交的な締めつけを強化する構えを見せている。 

最終更新:1/12(木) 19:10

時事通信

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