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寒さに追い詰められる難民たち、2千人が窮状 セルビア

CNN.co.jp 1/12(木) 15:34配信

ベオグラード(CNN) 欧州各地を寒波が襲う中、セルビアの首都ベオグラードでは約2000人の難民が、窓は割れ、暖房もなければお湯も出ない元倉庫で何とか冬を生き延びようとしている。

移民の多くはアフガニスタン出身だ。零下11度の寒さと激しい雪嵐の中、ジャケット姿で震えている人も多い。

倉庫の中、男たちはたき火の周りに集まって冷え切った手を炎にかざしている。寒さと立ちこめる煙のせいで、あちこちから咳が聞こえる。

「中は煙っていて、電気もなければお湯も出ない」と語るのは、ここに暮らすハヤト・アリ氏(40)。8カ月前にパキスタン北部スワート渓谷からやってきた。「衣類を洗うこともできないし、もう1カ月もシャワーを浴びていない」

多くの人は冷たいコンクリートの床に敷かれた汚れたマットレスでざこ寝している。ここにはトイレも体を洗う場所も、プライバシーもない。

CNNが出会った最も若い難民は12歳だった。たった1人で、手袋もマフラーも持っていなかった。

セルビアのブリン労働・雇用・退役軍人・社会問題相によれば、政府はすべての難民に滞在施設を提供している。公的な収容施設外で生活している人々は自ら望んでそうしているというのがブリン氏の主張だ。

だが国境なき医師団(MSF)は「何カ月もの間、人道援助を妨害し、公的な収容施設に追いやるというのが(政府の)戦略だった。だが収容施設は満杯で、すでに定員オーバーだ。つまり難民たちには、遺棄された建物で寝泊まりする以外に選択肢はない」と指摘。当局に対して、避難場所を見付けようとしている難民をもっと支援するよう求めた。

アリ氏は「祖国ではタリバンが敵で、ここベオグラードでは気候が敵だ」と語った。

最終更新:1/12(木) 15:34

CNN.co.jp

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