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浜岡原発の事故想定し訓練 防災センターで移転後初

@S[アットエス] by 静岡新聞 2/9(木) 17:50配信

 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の重大事故発生を想定し、県と同原発から31キロ圏の11市町は9日、静岡空港西側の原子力防災センター(牧之原市坂口)で原子力防災訓練を行った。本年度に運用開始した同センターを訓練で使用するのは初めて。

 参加者は県・市町職員と原子力規制庁職員ら約270人で、図上訓練中心の内容。環境中の放射線を測定する緊急時モニタリングを実施し、事態に応じて県外へ向かう住民の広域避難を進める手順を検証した。

 同センターは同原発の原子力災害発生時に対応拠点(オフサイトセンター)の機能を果たす。本年度に御前崎市役所西隣から現在地へ移転した。

 訓練は同原発4号機で全面緊急事態が発生してから2日後の想定で開始した。テレビ会議では同センターと県庁、11市町、中央官庁をつなぎ、原発内の状況や住民の避難状況などについて情報共有した。その後、放射性物質が放出したという設定で、住民の避難ルート選定や避難退域時検査場所開設などの段取りを確かめた。

 10日には新東名高速道路浜松サービスエリアなどを使った退域時検査場所の運営訓練を実施し、31キロ圏の住民約300人を含む約700人が参加する。

 また、県は訓練に合わせ、県原子力防災情報共有システム「県原子力ポータル」を訓練モードで運用している。12日午後1時までネット上で、訓練で入力した防護措置などの情報が閲覧できる。

静岡新聞社

最終更新:2/9(木) 17:50

@S[アットエス] by 静岡新聞