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東芝、東証2部降格ならシャープ以来の危機 来期も債務超過なら上場廃止

SankeiBiz 2/17(金) 8:15配信

 東京証券取引所第1部に上場する東芝は、決算期末の今年3月末に債務超過を回避できなければ8月1日付で東証2部に降格となる。実際にそうなれば、業績不振で一時的に債務超過に陥り昨年8月1日に降格したシャープ以来となる。

 2017年3月期の有価証券報告書で、17年3月末に債務超過の状態であることが確認された場合、東芝株は8月1日付で東証1部から東証2部に指定替えとなる。日経平均株価の構成銘柄からも除外される公算だ。18年3月末も債務超過となれば上場廃止になる。

 また、東芝は15年に発覚した不正会計問題のため、東証2部に降格すると東証1部に復帰するハードルは通常よりも高くなる。東証1部への上場には「最近5年間の有価証券報告書などに虚偽記載がない」ことなどが要件となるためだ。

 一方、東芝株は15年9月に東証から、内部管理体制に不備があるとして特設注意市場銘柄に指定された。審査を経て、東証は昨年12月に特注銘柄の指定を続けると決めた。東芝は、3月15日以降に内部管理体制確認書を東証に再提出し、再審査を受ける必要がある。

 ただ、東芝では昨年末以降、米原発事業をめぐる巨額損失や新たな不正疑惑が表面化し、内部管理体制が「まったくなっていない」(東証幹部)と厳しい声がある。再審査は慎重に進められるとみられるが、結論は上場維持か上場廃止のどちらかだ。東芝は東証2部への降格にとどまらず上場廃止の懸念も抱えている。(森田晶宏)

最終更新:2/17(金) 8:15

SankeiBiz