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意外と物入りの新学期 “お助け”店がオープン

関西テレビ 2/17(金) 20:29配信

4月から新学期。
新入学生などは制服を揃える時期ですが…
【40代女性】
「あ~たかいね!高かったね」
「色んな人に聞きまくって、おさがりとかを探したこともある」
「我慢して(小さい制服を)無理やり着せました」

【19歳女子】
「身長でかくなったので、変えたいのはあった」
「手のところ短くて恥ずかしかった」

【70代女性】
「(息子が)中学3年生くらいになったら大きくなったのに『お母さん、これで我慢するわ』とちゅんちゅくちゅん(小さいまま)着てくれました。お財布心配してくれてね」

そんなみなさんを助けるために、大阪市福島区にオープンしたのが「さくらや大阪店」。

【倉森順子店長(49)】
「こちらが中学校ですね」
「いまのところ50音順に(学校の学生服が)並んでいます」

さくらやは、学生服専門のリユースショップ。
大阪府内にある公立・私立の幼稚園から高校までの制服の他、体操服やかばんなど約300点が並びます。

店長の倉森順子さんがひとつひとつ買い取ったものです。

【倉森順子店長(49)】
「みなさん、思い出が詰まっていて、なかなか捨てづらいけど、持っていても仕方ないので、誰かの役に立てるならと持込いただいたり、買い取りの電話頂いたりしました」

通常の新しい制服を購入するのと比べると、なんと1割から3割ほどの値段で販売されています。
置いてあるものは、修繕やクリーニングがされていて、状態はいいものばかり。
文部科学省によると、全国の公立中学校で冬服・夏服と制服を一式を揃えるのにかかる平均の金額は4万円あまりです。
これに体操服やシューズ、学校指定のカバンなどを加えると、あわせて10万円ほどになる事もあるといいます。

店長の倉森さん自身も現在高校生の娘を持つ母親。
店を始めたきっかけは、自分自身の経験でした。
転勤による引越しで、娘さんは2つの幼稚園と3つの小学校に通ったといいます。

【倉森順子店長(49)】
「行った先の新しい制服をそろえないといけなくて、本来はお下がりをもらえたらよかったが、知り合いがいないところに行くので、それものぞめないので、新しいものをそろえるのが経済的に厳しかった」

さくらやは2011年に、香川県の高松市で最初にオープンしました。
ノウハウを受け継ぐ形で全国21ヵ所に広がっていて、それぞれの地域で、子育て中の”お母さん”が運営しています。

【客】
「今度5年生で、この3月に東京から帰って来るんですけど、あと2年間だけだから、あるかな、と思って」
大阪店にも、開店初日からお客さんが訪れました。
「中学になるんですけど、安くていいものがあったらと思って」
「ものすごい高くて、1000円でも2000円でも安く手に入ったらありがたい」

【倉森順子店長(49)】
「是非、お宅で眠っている制服があったら、必ず次に必要とされている方がいらっしゃると思うので、そのバトンタッチのお手伝いをさせて頂きたい」

まだ十分な量の制服が集まっていないため、倉森さんは卒業した子供たちの制服などを買い取りたいと呼びかけています。

最終更新:2/18(土) 1:22

関西テレビ