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中田、唐川、由規…2007年・最後の高校生ドラフトを振り返る

ベースボールキング 2/17(金) 18:00配信

最後の分離ドラフト

 今シーズンが10年目となる2007年ドラフト組。この年は大学生社会人ドラフトと高校生ドラフトの分離方式が取られた最終年度でもある。高卒で入団した選手は今シーズン28歳。10年目となればチームの主力となりベテランに差し掛かる年齢でもある。

 ここで10年前に行われた最後の高校生ドラフトを振り返ってみたい。

11球団が高卒ビッグ3に入札

 この年、西武は不正スカウト問題が発覚し高校生ドラフトの上位指名権を剥奪されている。そのため、高校生ドラフト1位指名は11球団の入札で行われた。残る11球団が指名したのは「高卒ビッグ3」と呼ばれた中田翔(大阪桐蔭)、佐藤由規(仙台育英)、唐川侑己(成田)の3人だ。

中田 翔:ソフトバンク、日本ハム、オリックス、阪神
佐藤由規:楽天、ヤクルト、横浜、中日、巨人
唐川侑己:広島、ロッテ

 中田は日本ハム、佐藤由規はヤクルト、唐川はロッテが交渉権を獲得。入団交渉の末に全員が入団を果たしている。10年経った2017年、中田は侍ジャパンの主軸としてWBCに挑み佐藤由規は登録名を由規に変更。右肩の故障から昨シーズン復帰しローテーション入りを目指している。唐川も一時不調はあったものの昨シーズン後半からローテーションに定着。今シーズンもローテーション入りが期待される。

 ドラフト前に高評価だったビッグ3が、そのままプロでも10年現役でプレーしており獲得に成功した3球団は当たりと言えそうだ。

各球団の1巡目獲得選手は?

 高卒ビッグ3の抽選に外れた他8球団が指名した選手も寺田龍平(楽天)、丹羽将弥(オリックス)を除き現役でプレーしている。

 ビッグ3ほどの活躍をしている選手はいないが田中健二朗(DeNA)は昨シーズン、セットアッパーとして61試合に登板。チームに欠かせない存在に成長した。

 安部友裕(広島)もルナと併用ながら三塁の準レギュラーとして115試合に出場。25年ぶりの優勝に貢献。今シーズンはレギュラー奪取を狙う。

 岩崎翔(ソフトバンク)は層の厚い投手陣の中で出番を掴み先発、中継ぎとして起用され重宝されている。

【2007年高校生ドラフト1巡目指名】

巨人:藤村大介(熊本工業高)
中日:赤坂和幸(浦和学院高)
阪神:高浜卓也(横浜高)
横浜:田中健二朗(常葉菊川高)
広島:安部友裕(福岡工業大城東高)
ヤクルト:佐藤由規(仙台育英高校)

日本ハム:中田翔(大阪桐蔭高)
ロッテ:唐川侑己(成田高)
ソフトバンク:岩嵜翔(市立船橋高)
楽天:寺田龍平(札幌南高)
西武:指名権剥奪
オリックス:丹羽将弥(岐阜城北高)

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最終更新:2/17(金) 18:00

ベースボールキング