ここから本文です

(c) Nippon News Network(NNN)

神秘的光景…“樹氷”で東北6県に観光客を

日本テレビ系(NNN) 2/16(木) 18:34配信

 東北の冬の風物詩「樹氷」。いま、この樹氷を利用して、外国人観光客を増やそうという試みがすすめられている。政府が「観光立国」を掲げて、観光政策に力を入れる中、東北の復興と成長にむけた起爆剤となるのだろうか。

■山形蔵王のスキー場。そこには多くの外国人の姿があった。やってきたのは夜のゲレンデ。お目当てはスキーではなく「樹氷」だ。

■自然が織りなす芸術作品「樹氷」。「樹氷」とは、マツの木などが雪や氷に覆われてできたもので、特別な気象条件でしか見ることができない。

■実は彼らは観光客ではなく「観光業」に携わる外国人たち。海外への情報発信に加え、外国人の目線からツアーの改善点を指摘してもらう目的で、山形市が招待した。

■外国人へのPRに力を入れるにはワケがある。実は、東日本大震災をきっかけに日本を訪れる外国人の観光客数は落ち込んだが、その後、全国的には観光客数が大幅に増えているのに対し、東北6県は震災前の水準をかろうじて回復した程度にとどまっている。

■そこで政府は、東北6県の外国人宿泊者数を2020年に2015年の3倍とすることを目標に掲げ、東北の観光振興に力を入れている。

■そんな中、東北6県すべてに観光スポットがある樹氷を目玉に、外国人観光客を呼び込もうという動きが出始めている。

■今回「樹氷ツアー」に招待された台湾人のソ・カホさん。日本語が堪能なことをいかし、訪日外国人観光客向けの記事を書く仕事をしている。

■ソさんらは「外国語のガイドがいないこと」や「天気次第では樹氷が見えなくなるリスク」などを指摘。スケジュールに関しては、絶景が見られる確率が高まる長期のツアーのほうが良いのではと話した。

■蔵王温泉観光協会の大沼主任は「私どもが外国人旅行者に考えていることと外国人旅行者が求めていることのミスマッチ。それを生で聞けるのは大変ありがたいと思います」と話し、外国人観光客増加に向けて、指摘をされた点を改善していくという。

■14日には、都内で復興庁が主催する外国人向けの「東北観光プラン」を競うコンペが行われた。「樹氷ツアー」のチームも出場し、見事入賞した。

■「樹氷」は、東北地方の観光振興の起爆剤となるのか。挑戦はまだ始まったばかりだ。

詳しくは動画で。

最終更新:2/17(金) 19:47

日テレNEWS24