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米メディア集計「リーグ別平均観客数トップ10」  欧州5大リーグの牙城を崩す3カ国の躍進

Football ZONE web 2016/10/28(金) 21:50配信

際立ったブンデスリーガの充実ぶり

 世界中で多くの観客を集めるスポーツの一つとして認識されているサッカーだが、1試合あたりの観客数はどれほどなのか。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、今シーズンの調査結果を報じている。そこでは、ブンデスリーガの強さが際立った反面、イタリアとフランスの凋落と新勢力の躍進が目立っている。

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 トップの観客を集めたのはドイツのブンデスリーガ(1部)だった。1試合あたりの観客数は4万1968人という圧倒的な数字だ。日本のスタジアムで言えば、ガンバ大阪のホームである市立吹田スタジアム(収容人数:3万9694人)や鹿島アントラーズのホームであるカシマスタジアム(収容人数:4万728人)を、常に満員にしてしまう人数になる。集客力という点では、世界ナンバーワンであることが証明された。

 続くのはイングランド・プレミアリーグで3万5516人となった。これはヴィッセル神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸(収容人数:3万132人)を満員にするほどの人数であり、世界中に膨大なテレビ視聴者を抱えるプレミアリーグは集客力でも世界屈指だ。そして3位には、スペインのリーガ・エスパニョーラが2万8076人で続いた。

 ここから、ランキングは欧州を離れた。4位にはメキシコリーグが2万6794人でランクイン。さらに5位は中国スーパーリーグで2万4255人、そして6位にはアメリカMLSが2万1692人で続いた。メキシコは伝統的にサッカーが盛んな地域だが、中国、アメリカといったサッカー界では新興勢力となるリーグが集客力を高めていることが浮き彫りになった。

イタリアとフランスは辛くも2万人超え

 欧州5大リーグと言われるうちのイタリアとフランスは、こうした新興勢力の後塵を拝している。イタリアのセリエAは1試合あたり2万1069人で7位、フランスのリーグアンは2万898人で8位と、辛くも2万人を超えた格好だ。両リーグは試合によっては観客数が1万人を割ることもあり、実際にスタジアムに足を運ぶ人数という点では苦戦していることが明らかとなっている。

 そして9位と10位には、トップ2の国の2部リーグが続いた。9位はイングランドのチャンピオンシップ(2部)で1万9553人、10位はドイツのブンデスリーガ2部で1万9176人と、2万人に迫る観客を集めている。

 ランキングの発表はトップ10までだが、日本のJリーグは前節までの集計でJ1が1万7751人、J2が6774人となっている。クラブ別では2位に1万人以上の差をつけてトップの浦和レッズが、ホーム1試合平均で3万5691人とプレミアリーグの平均と同等の観客数を集めているが、J1でも1万人がやっとというクラブも見られた。

 中国とアメリカは移籍市場に大きな投資をして世界の名手を集めているが、そのリターンは観客数という形で反映されている模様だ。その一方で、名門と呼ばれたクラブの凋落が著しいイタリアなどは、苦戦が明らかになっている。

 「ESPN」が発表したトップ10のランキングは以下の通り

1位 ドイツ/ブンデスリーガ(1部) 4万1968人
2位 イングランド/プレミアリーグ 3万5516人
3位 スペイン/リーガ・エスパニョーラ 2万8076人
4位 メキシコ/メキシコリーグ 2万6794人
5位 中国/中国スーパーリーグ 2万4255人
6位 アメリカ/メジャーリーグサッカー 2万1692人
7位 イタリア/セリエA 2万1069人
8位 フランス/リーグアン 2万898人
9位 イングランド/チャンピオンシップ(2部) 1万9553人
10位 ドイツ/ブンデスリーガ(2部) 1万9176人

(参考)
J1リーグ 1万7751人
J2リーグ 6774人

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:2016/10/28(金) 23:04

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