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青森山田監督が警告3枚を出した判定に不快感 「選手がかわいそう」と5発大勝にも笑顔なし

1/2(月) 21:20配信

Football ZONE web

鵬翔に5-0と勝利も、黒田監督は判定基準が共有されていないと疑問を呈す

 初戦を大勝した青森山田(青森)の黒田剛監督に笑顔はなかった。2日の第95回全国高校サッカー選手権の2回戦で鵬翔(宮崎)を5-0で撃破した青森山田だが、「Jリーグでは出ることもないものが、なぜ高校生にこのような形でイエローカードが出るのか」と、警告3枚を受けたジャッジに不快感を示した。

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 このゲームで、青森山田は3枚のイエローカードを受けたが、そのうち1枚が得点後に喜んでスポンサーボードに乗ってしまったことに対するものだった。レフェリーから「ボードに乗ったらイエローですから」との説明を受けたという黒田監督は、基準が共有されていないことに疑問を呈した。

「去年の桐光学園戦で勝った時にスポンサーボードの上に乗ってしまったが、その時にはイエローカードは出なかった。ルールというか、あらかじめ監督会議などで伝えてくれれば良い。今までの高校サッカーでイエローカードが出たのか。果たしてイエローカードに値するものだったのか、運営サイドでも整理して発表してほしい。分からないなかでやっているということに対して、選手たちがかわいそう」

 また、異議で警告を受けた場面では、青森山田の選手が相手からファウルを受けて倒れている時に、主審に対して相手にイエローカードを要求するような声が上がったことに対するものだったという。黒田監督は「カードを要求したにしても、『それ以上言うとカード出しますよ』という言葉があってからでいいのではないか。仲間がファウルを受けて痛がっていることへの仲間意識として出た言葉ですから」と、即座に異議としてイエローカードを提示した主審の判断に疑問を呈した。

悲願の初制覇へ、初戦で受けたダメージ

 後半9分までにMF嵯峨理久、MF高橋壱晟、FW鳴海彰人と主力3人が警告を受けると、前半の時点で3-0のリードを奪っていたこともあり、黒田監督は次々に3人を交代でベンチに下げた。そして「後半は少し怖くてボールに行けなかった。いつイエローが出るか分からない状況でしたから」と、2枚目の警告を受けることを危惧しての判断だったと明かした。

 実際に、主審の判定に対して観衆からも疑問の声は多く上がり、どよめきが起こる判定も多くあった。黒田監督は、それがこの日のジャッジを象徴していると話した。

「観客がみんなどよめくということは、誰もがそうではないと思っていたということだろうし、レフェリーの在り方が普通でなかったことを示していると思う。3枚のイエローカードのなかに悪意があるものや、悪質なものがあったかと言えば、何もない。パフォーマンスと異議と取られたのか疑問なもので出た。サッカーを純粋に見ている人にとっては、不快なものがあったのではないか」

 ボールに厳しく寄せて奪うことが持ち味の青森山田にとって、累積警告を考えれば初戦で受けたカードはダメージになる。高校選手権で悲願の初制覇を目指す黒田監督は「変なカードをもらってしまったことは、今後のことを考えると難しくなる」と、厳しい表情を見せていた。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:1/3(火) 10:56
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