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トランプ大統領、対中国政策で日本孤立の恐れ

デイリー新潮 1/17(火) 5:57配信

 昔ながらの正月遊びの定番と言えば、いろはかるたに百人一首。今年はそこに、「トランプゲーム」が加わったという……。2017年のキーパーソンは、何と言っても米国のドナルド・トランプ新大統領(70)だ。過激な発言で世界を揺るがす暴れん坊となるのか、さすがに現実的な対応を取って各国は胸を撫で下ろすことになるのか。新春の「トランプ占い」である。

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「オバマケアは完全撤廃ではなく、一部引き継ぐ」

 昨年11月の大統領選勝利後、トランプ氏はかつての発言を軌道修正し、今月20日、大統領に正式就任すれば、一層、「大人」になるのではないかとの見方が広まりつつある。しかし、

「そうした楽観論に私は与(くみ)しない。とりわけ恐れているのは、米国の対中国政策が日本に及ぼす影響です」

 と、警戒感を顕(あらわ)にするのは、国際政治学者で京大名誉教授の中西輝政氏だ。
「トランプは中国に強硬な態度を取るであろうという現時点での見立ての大きな要因は、昨年12月2日に彼が台湾の蔡英文総統と電話会談したことです。あわせて、フォックス・ニュースのインタビューに『どうして“ひとつの中国”政策に縛られなければいけないのか分からない』とトランプは答えた。こうしたことから、彼は中国に対して強く出ると見られているわけですが、それは早合点です」

 確かに、とりわけ日本のメディアが早合点をしがちなのは、昨年末の日露首脳会談でも実証済み。なにしろ、〈北方領 2島返還が最低限 政府、対露交渉で条件〉などと報じていた新聞があったほどである。

 中西氏がトランプ氏の「対中本音」を続ける。

「蔡総統と電話会談した同じ日に、中国本土ではヘンリー・キッシンジャーが習近平国家主席に会っています。キッシンジャーは、言わずと知れた1971年の『ニクソン・ショック』の下準備のために極秘訪中した当時の大統領補佐官であり、米国随一の親中派。そして彼は、共和党のお歴々がトランプ批判を展開していた頃から何度もトランプと面会し、トランプは彼を師と仰いでいるとも言われている。したがって、トランプ政権の外交の軸は、トランプ―キッシンジャー・ラインにあると言えます」

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最終更新:1/17(火) 12:19

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