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毎日歯磨きしているのに、なぜ日本人には虫歯や歯周病が多いのか?

OurAge 1/19(木) 12:44配信

「『私は毎日歯を磨いているから大丈夫!』と思っている人も多いと思いますが、まずはその認識から変えてください」とは、歯科衛生士の豊山とえ子さん。

「日本人の多くは、歯を磨けば虫歯や歯周病が防げると思っているようですが、これは間違い。日本では毎日歯を磨く人が95%もいるにもかかわらず、虫歯や歯周病が多いのがその証です。本当に必要なのは、歯を磨くことではなくプラーク(歯垢)コントロール。口内の細菌を取り除くことです」

海外では小さい頃から口内の細菌の取り除き方を教わっているのに対し、日本では“何を取り除くか”を理解していない人が多い、と富山さん。そのため、正しいオーラルケアができないことが多いのだと語る。では正しいオーラルケアの方法とは?

「ほとんどの人は、歯ブラシを歯の表面など当てやすい部分にしか当てておらず、歯垢が残ってしまっています。歯ブラシで落とせる歯垢は約61%というデータも。歯垢がたまるのは、歯と歯の間、歯茎のきわ、歯の真後ろ、奥歯のかみ合わせの溝の4つ」

これを落とすにはワンタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスも使うことが不可欠だとか。

「まず歯ブラシは毛の先端とかかと部分を、歯の外と内それぞれの奥角と手前角に当てるのがポイント。歯茎のきわ、歯と歯の間の角に斜め45度に当て、5mm幅程度を上下または左右に小刻みに振動させて。1分間に数万回振動する電動歯ブラシなら歯1本に2秒ほど軽く当てるだけで効果的に歯垢が落とせてベターです。歯ブラシが届きにくい歯と歯の間には、ピンポイントで毛先が届くワンタフトブラシを使いましょう」

特にいちばん奥の歯の向こう側や前歯には、ヘッドが直角のものが最適だそう。

「また、歯と歯の間の歯垢の除去には歯間ブラシを。ただし歯間ブラシは歯の隙間に合わせてサイズを選ぶことが重要です。小さすぎると歯垢が残り、大きすぎると歯肉や歯を傷つけるのでストレスなく入るものを。歯と歯の間の隙間がない場合はフロスが◎」

初心者には細めのワックス付きで、持ち手のあるものがおすすめとか。

「指に巻きつけて使うフロスは自己流で使うと歯垢が残りがちなので、一度歯科医師や歯科衛生士に使い方を教わって。これらの組み合わせで歯垢除去率が格段に上がります」

さらに、歯専用鏡や歯の汚れを染め出す液で確認しながら行えば理想的だそう。さぁ、さっそく今日から実行しよう!

最終更新:1/19(木) 12:44

OurAge