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錦織圭、フェデラーと死闘も、もう「善戦を評価される立場」ではない

webスポルティーバ 1/23(月) 15:05配信

 ロジャー・フェデラーは、3時間24分におよぶ5セットの末に、錦織圭を破った瞬間、まるで優勝したかのように、コーチ陣に向かって目を見開いて雄叫びを挙げながら、飛び上がって喜んだ。それだけ錦織とのグランドスラム初対決が簡単ではなかったことを象徴するようなシーンだった。

【写真】元世界4位のこの選手は、錦織圭の立場を思いやる

 オーストラリアン(全豪)オープンテニス4回戦で、第5シードの錦織(ATPランキング5位、1月16日付け、以下同)は、第17シードのフェデラー(17位、スイス)に7-6(4)、4-6、1-6、6-4、3-6で敗れ、メルボルンで3年連続のベスト8進出はならなかった。

 第1セットの立ち上がりは、フェデラーのミスが早いうえに多く、錦織が第1、第3ゲームのサービスブレークに成功して一気に5-1とリードを奪った。

 しかし、錦織が「5-2から格段に彼のテニスがよくなった」と振り返ったように、フェデラーのミスが減って、プレーのリズムが合い始めて、逆に錦織が2回サービスブレークをされて追いつかれてしまう。どうにかタイブレークを錦織が制して第1セットを先取した。

「他の選手より展開が速いですし、(返球が厳しいので)甘いボールを1球も打てないという面で、他の選手と比べると難しい」

 こう錦織が語ったように、フェデラーは、サーブ&ボレーを織り交ぜたり、リターンからネットにつなげたりして終始攻撃的なプレーに徹した。

 ダンテ・ボッティーニコーチは試合前に、「ロジャーをベースラインにとどまらせるようにしないといけない」と指摘したが、それは錦織にとって今回も簡単なことではなかった。さらにフェデラーはラリー戦でも、機を見ては得意のフォアに回り込んで逆クロスやダウンザラインに仕掛けていった。だが、実のところフェデラーも自らの闘志を奮い立たせて必死だったのだ。

「最後まで圭に食いついていけるかどうかが問題だったんだ。それができてスーパーハッピーだよ」

 錦織のセカンドサーブのポイント獲得率は42%と振るわなかった一方で、フェデラーのファーストサーブのポイント獲得率は80%と高く、サービスエース24本やフォアハンドウィナー26本を含めて、トータルで83本のウィナーを錦織へ放った。

 初めてフェデラーとグランドスラムで戦い、錦織は何を学ぶことができただろうか。

「まだ、負けたばっかりなので、難しいですけど……。今日はサーブの入りがそこまでよくなかった。ファーストサーブをもうちょっと入れていれば、展開も変わっていたと思う。特に後半セカンド(サーブ)を攻められてしまった場面も多かったので、サービスゲームがいつもより悪かったかもしれないですね」

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最終更新:1/23(月) 15:05

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