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川口春奈、広瀬すず、桜井日奈子 JR SKISKIの「恋愛戦略」とは何か?

文春オンライン 2/13(月) 7:00配信

 本田翼、川口春奈、広瀬すず、平祐奈、山本舞香……。この今をときめく美少女たち、共通点は“JR SKISKI”のCMに出演していたことだ。「青春は、純白だ。」「ぜんぶ雪のせいだ。」などなど、印象的なキャッチコピーとともに青春の甘酸っぱさを感じるあのCM。今年は「岡山の奇跡」と呼ばれた桜井日奈子が絶賛出演中。キャッチコピーは「冬が胸にきた。」である。

まずはスノーレジャー人口を増やすという戦法

 今や若手女優の登竜門としてもすっかりおなじみになったJR東日本によるスキーキャンペーン“JR SKISKI”。その歴史は思いのほか古く、1991年度からはじまっている。当時はZOOの『Choo Choo TRAIN』をテーマ曲として話題をさらい、1995年度にはglobeの『DEPARTURES』がテーマ曲、江角マキコ・竹野内豊を起用していた。その後、一時期の休止を経て2012年度から現在のスタイルで再開。実は、90年代と現在のキャンペーンではその“狙い”に違いがあるという。

「90年代はバブル期の名残もあって、まだスキーブームも続いていました。なので、ターゲットは20~30歳くらいの働く世代。ですが、今はスノーレジャー人口そのものが減少していて、特に若い人たちがスキーに触れる機会が少なくなっています。そのため、まずはティーンも含めた若い世代をターゲットにスキーの魅力を知ってもらうことを狙いにしています」

 話してくれたのは、今年度の同キャンペーンを担当したというJR東日本鉄道事業本部の宣伝グループ、高橋文さん。若い世代に人気のある女優を起用しているのも、できるだけ共感を抱いてもらい、「スキーって楽しそう」と思ってもらうためだという。

「もちろん弊社の列車を利用してスキーに行っていただけるのが一番ありがたい。けれど、それ以前にスノーレジャー人口が増えていかなければ、小さいパイを鉄道やバスなどで奪い合うだけで未来は明るくないですからね。それに、弊社の路線の沿線には多くのスキー場があります。スノーレジャー人気が復活することで沿線の活性化にもつながれば、という思いも持っています」

 まずスノーレジャー人口を増やすことで鉄道利用者も増やすという二段構えのPR策というわけだ。そのためには若い世代にスノーレジャーに興味を持ってもらうことが第一。そこで、CMづくりでもできるだけ若い世代に響くような内容にするべく工夫をこらしているという。

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最終更新:2/13(月) 7:00

文春オンライン

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