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「三回忌」は何年後? 覚えておきたい法事の知識

オトナンサー 2/15(水) 10:00配信

 仏式の年忌法要の一つである「三回忌」ですが、その方が亡くなってから何年後のことを指すのか、ご存じでしょうか。「3年後」と思ってしまった人は間違い。ここで法事の際の正しい知識やマナーを身につけましょう。

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 NHK大河ドラマをはじめドラマや映画のマナー指導を務め、28万部の著書「お仕事のマナーとコツ」などがある、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんは「弔事や法事は宗教や地域、家族の考え方などによって、その型などが異なります。自分の立場を踏まえて、周囲に従うことが大切です」と前置きした上で、一般的なマナーや慣習の型を教えてくれました。

遺族は三回忌まで喪服着用を

「三回忌は亡くなった翌々年の命日に行われるのが一般的です。仏式の年忌法要は亡くなった翌年が一周忌、その翌年(2年後)が三回忌。三回忌からは、亡くなった年も含めて数え、七回忌(6年後)、十三回忌(12年後)と続きます」(西出さん)。法要は初七日から百回忌まであり、親族以外の人を招くのは通常、三回忌まで。七回忌以降は近親者のみで営み、三十三回忌や五十回忌が最後になることが多いようです。

 法要に出席する際の服装はどのようなものでしょうか。「遺族は、三回忌までは正式な喪服を着用することをオススメします。服装や身だしなみは故人に対する敬意などの気持ちを表すものです」(西出さん)。それ以降はグレーや濃紺など地味な色合いの平服でもよいそうです。

 またアクセサリーやバッグ、靴、靴下、ストッキングにも配慮が必要です。正式な喪服の場合は、バッグも靴も黒の布製が正式です。ただし、「布製の靴はめったにないため、合皮などの革製品でも構いません。しかしこの場合も、クロコダイルなどひと目で『殺生』をイメージさせる素材はNGです」(西出さん)。ストッキングも黒を。アクセサリーはパールやジェットなどが一般的で、キラキラと光る素材は控えましょう。

地域や家族によって考え方は異なる

 遺族以外の人も、三回忌までは喪服で参列することで、故人と遺族に対する敬意を表現できます。それ以降も、「遺族でないからこそ、遺族以上に敬意を表すことが大切です」(西出さん)。しかし、遺族同士で「正式な喪服でなくてもよい」などと相互に了承されていれば、その限りではありません。

「一般的なマナーや慣習としての『型』はありますが、地域や家族によって、それぞれに考え方などが異なります。さらにそれぞれの状況や相手、立場、場所などに応じて、型を崩さねばならない事情があるかもしれません。大切なことは、一般に言われているマナーや慣習としての基本の型は知識として持っておき、そうするかどうかは状況などに応じて自由ということです。ただし周囲の人が不快に思わない配慮は必要。マナーの存在意義はお互いが心地良く、その場をスムーズに、良好な関係を生み出すことですから」(西出さん)

オトナンサー編集部

最終更新:2/15(水) 10:28

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