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こんなにあった! 間違いと気づきにくい敬語の用例10選

オトナンサー 2/21(火) 11:28配信

 ビジネスシーンに限らず、社会生活全般において使う機会の多い敬語ですが、その表現は実に難しいものがあります。オトナンサー編集部では今回、話し方や敬語、コミュニケーションに詳しいマナー講師の金森たかこさんに、間違いやすい敬語の実例10選を聞きました。

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「ございます」「参る」は謙譲語

・「佐藤様でございますね」

「ございます」は謙譲語であるため、自分や身内に対して使用するもの。正しくは「佐藤様でいらっしゃいますね」。

・「伊藤さんはお茶でいらっしゃいますね」

「いらっしゃいます」は尊敬語であるため、「もの」に対しては使用しません。正しくは「伊藤さんはお茶でございますね」。

・「お世話様です」

「お世話様です」は目上の人に対して使うと失礼にあたります。正しくは「お世話になっております」。

・「ご苦労様です」

「ご苦労様です」も目上の人が目下の人にかけるねぎらいの言葉。目上の人に対しては「お疲れ様です」。

・「田中物産の森田様が参りました」

「参る」は「行く」「来る」の謙譲語であるため相手には使用しません。お客様であれば、尊敬語を用いて「田中物産の森田さんがお見えになりました」、または、「田中物産の森田さんがいらっしゃいました」とします。

「おっしゃられる」などの二重敬語に注意

・「御社の社長を存じています」

 その人を知っているときは「存じ上げる」を使いましょう。「御社の社長を存じ上げております」が正解です。

・「御社のご住所は存じ上げています」

 物や場所など人以外の物事の場合は「存じる」を使います。「御社のご住所は存じています」が正解。

・「お客様がランチをお召し上がりになりました」

「食べる」の尊敬語は「召し上がる」ですが、「お召し上がりになる」だと二重敬語になってしまいます。「お客様がランチを召し上がりました」が正解。

・「お客様がおっしゃられていました」

「言う」の尊敬語は「おっしゃる」。これに「られる」をつけると二重敬語になります。正解は「お客様がおっしゃっていました」。

・「社長は外出なされていました」

「する」の尊敬語は「なさる」。これに「れる」をつけると二重敬語になります。正解は「社長は外出なさっていました」。敬語を意識するあまり、必要以上に敬語を重ねないように注意しましょう。

敬語は相手に対する敬意を表す

「敬語を正しく使いこなすことは難しいですが、『相手に対する敬意を表す言葉』という意識をもって学び、相手の立場や気持ちを思いやって使えば、自然と身についていくはずです」(金森さん)

オトナンサー編集部

最終更新:2/21(火) 14:22

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