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モバイル時代、媒体社たちの最新アフィリエイト戦略:ボタンでアプリへ

2/22(水) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

最高の広告はサービスを提供する。想像してほしい。最高の旅先に関する記事を読み、そして、なんと、ページ上のホテルアプリで現地の宿を予約できるのだ。パブリッシャーは常に新たな収益源を求めている。そんな彼らのなかに、関連性のある記事へアプリのボタンを載せる者が増えている。

ユーザーの質は保証付き

たとえば、米旅行情報誌コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler)は、2016年10月よりモバイルコマース企業ボタン(Button)と提携し、月間ユーザー420万人の自社サイトにUber(ウーバー)とホテルズ・ドットコム(Hotels.com)にリンクするボタンを載せている。これはコンデナスト・トラベラーにとって初のアフィリエイトマーケティング・パートナーシップだが、つまるところ他社商品を宣伝することで手数料を得ることになるのだ。

このボタンはトラベラーのページやスライドショーのうち、ホテルや渡航先について書かれている箇所にのみ表示される。たとえば、「ニューヨークシティで最高の新規開業ホテル」という記事を読んで、あるホテル(例:エースホテル)に興味を持ったとする。そして、そのホテルをクリックするとホテルの住所、ウェブサイト、そしてUberとホテルズ・ドットコムのボタンが掲載されるページに移動する。

利用者がUberもしくはホテルズ・ドットコムで購買手続きを行った時点でコンデナスト・トラベラーに売上額の一部が支払われる。さらにボタンをクリックしたもののアプリを所有しない利用者が、アプリをダウンロードした場合にも同パブリッシャーに報酬が支払われる。

CVR7%というケースも

コンデナスト・トラベラーのプロダクト担当ディレクターであるジーナ・リー氏は、ボタン設置による収益の大半はホテル予約によるもので、1日の総売上額が数千ドル単位になる日が全体の3分の1を占めると話す。

同氏によると、モバイルディスプレイ広告のクリックスルー率の平均は0.1%だが、ホテルズ・ドットコムのボタンを目にしたトラベラー読者のうち2%が実際にクリックしているのだそうだ。さらにeコマースのコンバージョン率は2~3%であるが、ホテルズ・ドットコムのアプリでホテルのページに移動したトラベラー読者の7%が実際に宿泊予約を行っているという。

「いまのところ、ユーザーはこうしたボタンを使うことに対して警戒していないようだ」と、リー氏はいった。「当社はコンテンツファーストの組織なので、通常は旅行関連取引を促進することはない。我々は取引がよりオーガニックであることを希望している」。

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