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テベスが早くも中国を脱出!? 鍵は契約内の「特別条項」だ

2/22(水) 16:09配信

SOCCER DIGEST Web

イングランドでも生活に苦労した過去が…。

 今冬の移籍市場で、いわばトレンドとなったスター選手の相次ぐ中国移籍。この“爆買い”の中でも目玉取引として話題をさらったのが、ボカ・ジュニオルスから上海申花に移籍したカルロス・テベスだろう。
 
 推定だが年俸リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドを凌ぐ3800万ユーロ(約46億6000万円)とも言われ、テベスは世界最高給のフットボーラーになったと伝えられている。
 
 しかし、そのテベスはチーム合流から1か月弱で早くも上海申花からの退団を望んでいるという。アルゼンチンの有力紙『Ole』が報じている。
 
 同紙によれば、テベスはACLプレーオフでオーストラリアのブリズベン・ロアーに敗れた自軍のクオリティーに不満を感じたうえ、ウルグアイ人指揮官のグスタボ・ポジェとも対立しているとされ、さらに単身赴任中の中国での生活に苛立ちを募らせているという。
 
 しかし、同紙はテベスの代理人を務めるアドリアン・ルオッコが、「彼は中国からアルゼンチンに戻らない。どこからその話が出たのか分からないね。テベスと話したが、彼はどこにも行かない」と、この退団話を真っ向から否定したことも伝えた。
 
 とはいえ、テベスはプレミアリーグでプレーした時に「途方に暮れていた。ウェストハムではマスチェラーノの行くところにはどこでも付いていった。彼がトイレに行ったら僕も付いていったぐらいだ」と語るなど、慣れない国での生活に苦労した過去を持っている。イングランドと比べても言葉も生活習慣もさらにアルゼンチンとは異なる中国だけに、どうなるかは分からない。
 
 今後、このアルゼンチン人FWの動向の鍵となりそうなのが、上海申花移籍の際に契約書に盛り込んだ特別条項だ。
 
 それには「テベスが11月までに馴染めなかった場合、現役引退かボカ復帰を選択できる」というものが含まれており、その場合、テベスの移籍金1100万ユーロ(約13億5000万円)のうちの60%を支払えば、ボカがテベスを再獲得できるというのだ。
 
 ルオッコもこの条項については、「これには彼自身の幸せとボカに対する特別な感情がある」とテベスの“ボカ愛”を認めており、噂通り中国に馴染めないとなれば、愛する古巣復帰が急転直下で決まる可能性は決して低くないだろう。

最終更新:2/22(水) 21:21
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