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左派朝日新聞vs極右幼稚園

文春オンライン 2/23(木) 7:00配信

 米・トランプ大統領とのゴルフ外交に挑み成功裏に終えた安倍晋三首相、その会談のツカミにこんな話をしたと伝えられています。

安倍「あなたはニューヨーク・タイムズ(NYT)に徹底的にたたかれた。私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。だが、私は勝った」
トランプ「おう、私も勝った!」

 そ、そうですね……。

 まあ、両者がメディアから叩かれている内容は違うような気もしますが……。権力者を監視し批判するのがメディアの役割であるとはいえ、何かしようとすると必ずいちゃもんをつけてくるマスコミが鬱陶しいという気持ちを持ちやすいのは分かります。

右まっしぐらな学校法人「森友学園」と焦げ臭い土地

 で、先日は「教育勅語の活用」など、いろんな意味で右まっしぐらな学校法人「森友学園」に対し、財務省の近畿財務局が格安の値段で国有地を払い下げていたことが、朝日新聞の報道で改めて表沙汰になりました。もちろん、学校法人が法的に問題ない範囲内で彼らが正しいと思う日本の伝統に沿った幼少教育を塚本幼稚園などで行うことそのものは何一つ問題ではありません。

 ただ、本件土地取引については、もともと何かおかしいって焦げ臭い煙の立ち上ってた事案であっただけに、朝日新聞が情報公開かけて実情を調べようというのは権力批判としては妥当なのかなとも思います。この国有地の値段は10億円ほど、それにゴミが堆積しているので処理費用の8億円を控除しましたという契約ですから、小学校を建設するための土地取得という「公共随意契約」であったとしても実に微妙な内容です。私も随意したい。公募から売却まで3年かかった土地とはいえ、近隣のタネ地は普通に売買されていることを考えると、いろんな思いが去来いたします。

 当初は売却金額も隠蔽していたという話もある一方、大阪航空局が土地の処理を巡る処理費用の積算を公にしていた結果だ、という火消し情報も出ました。ところが、この埋まっているとされるガラスなど一般ゴミ処分内容について一部で報じられている内容が事実であるならば、1.2万立方メートルの土砂をきれいな土壌に入れ替えるという積算が航空局の見積もりです。どんだけゴミ溜めてたんですかね。その処分と土砂入れ替えだけのためにのべ4,000台近いダンプカーが出入りするって話になります。豊洲市場かよ。

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最終更新:2/23(木) 7:00

文春オンライン

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