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うなずき方で相手の心理を理解する方法

2/25(土) 9:11配信

ライフハッカー[日本版]

外国人から見た日本人の特長の1つが「よく、うなずくこと」。海外ドラマや映画で登場する日本人は、何かにつけ、やり過ぎだろうと思うくらい、うなずいていることがあります。

【なぜ、日本人はよくうなずくの?】

しかし、英語のことわざ「A nod is as good as a wink.=うなずきは目配せと同じほど心が伝わる」もあり、気持ちを伝える仕草であることには変わりませんが、どうやら使い方が違うようです。

そこで、作家で心理学者の晴香葉子(はるか・ようこ)さんに、日本人がよく行う「うなずき」の行動心理について話を聞きました。

晴香葉子(はるか・ようこ)/作家・心理学者・心理コンサルタント
東京都出身。文学修士(コミュニケーション学)。早稲田大学オープンカレッジ心理学講座講師。テレビ、ラジオ、雑誌など、メディアでの心理解説実績多数。現在は、大学院博士課程に在籍し、研究を進めながら、行動心理学・消費者行動・コミュニケーション学など、さまざまな角度から情報を提供。著書多数。近著に『2回目からは、スーツのボタンは外しなさい』(潮出版社)がある。

なぜ、日本人はうなずく回数が多いのか?

晴香さん:うなずきは、「肯定・同意・承諾」するときに使う仕草です。首を下げるだけで、相手に自分の意思を伝えることができます。

ある調査によると、日本人はアメリカ人の2倍以上もうなずくそうです。日本人は、話の途中でも頻繁にうなずき、相手がうなずくと自分もうなずいたりします。アメリカ人は、話の終わりや、納得したとき、自分の考えがはっきりしたときなどにうなずく傾向があるので、その数に違いが出るわけです。

また、うなずくことは、会話のストレスを低減し、親しみを感じやすくなるので、好感度が上がるなどの心理効果がわかっています。日本人は「和を以て貴しとなす」ではありませんが、知らず知らずのうちに、この効果を理解してうなずいているのもかもしれませんね。

うなずくタイミングやパターンでわかる、相手の心理

晴香さん:うなずく仕草にはパターンがあり、その動作を理解することで相手の心理がわかり、うなずき方を変えることで自分の気持ちを伝えることもできます。ここでは代表的な3つのパターンをご紹介します。


話の切れ目や同意を求めるときにうなずく

誰もがご存知のことだと思いますが、相手に対して「同意」を示しています。さらに、相手の考えが「理解」できたときにも見られます。


話の切れ目に関係なくうなずく

話の途中でよくうなずくのは、「無関心」「退屈」など心の表れです。

「うん、うん」といった、短く細かいうなずきが頻繁に続いたときは、話を早く切り上げたい、本題に早く入って欲しいときなどによく見られます。前述の通り、話に飽きた心理に加えて、ストレスを低減するためにうなずいていることもあります。


自分が話した内容に対して、自分でうなずく

自信家と心配性の人、両極端の人に多いうなずき方です。

自信家の場合は、自分の話したことを脳で再認識して、もっともだと自分で思ったときは、大きくうなずくこともあります。

「〇〇でね(うなずく)、そのあとに(うなずく)」など、話の途中で何度もうなずいているときは、自信がなかったり、味方になってほしい、寄り添って欲しい、同意してほしいと思っている傾向があります。

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