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日本を象徴するマエストロ、中村憲剛と遠藤保仁の違いは? 両者と共闘経験持つ川崎新加入MFが言及

2/26(日) 8:00配信

Football ZONE web

川崎はJ1開幕戦で大宮に2-0勝利 阿部は左サイドで先発出場

 川崎フロンターレは25日、J1リーグ開幕戦で大宮アルディージャと対戦し、敵地で2-0と勝利。今季ガンバ大阪から新加入したMF阿部浩之は試合後、日本を象徴する2人のマエストロ、G大阪MF遠藤保仁と川崎MF中村憲剛の違いについて触れた。

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 阿部は22日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初戦の水原三星ブルーウィングス戦に続く先発出場となり、この日は左サイドを担った。FW小林悠とMF中村憲剛の新旧キャプテンのゴールで試合には勝利したものの、内容的には本来のフロンターレイズムは発揮できず、劣勢を強いられる時間が長かった。

 阿部自身も「距離感がまだつかめていなくて、どうしようかな……と。もっと慣れていく必要がある」と新天地への適応にはまだ時間を要することを口にした。

 阿部にとってはキャリアで初めての移籍となったが、2012年から4年間所属したG大阪には、中盤にMF遠藤保仁という偉大なマエストロがいた。そして新天地の川崎にも遠藤と同じくトップレベルのマエストロがいる。昨季Jリーグ年間最優秀選手賞を受賞した中村だ。両者の違いについて問われると、阿部はシンプルに回答した。

「憲剛さんはヤットさんよりも…」

「憲剛さんのスタイルは、ヤットさんよりも(プレーする位置が)もう1つ前なので、よりゴールに直結するパスを出している。それを自分も引き出さないといけないと思うし、憲剛さんが前を向く状態を僕らが作り、それを活かすのも僕ら。そういう場面を増やしていかないといけない。そこはまだまだ出来ていない」

 両者ともに百戦錬磨のゲームメーカーとして活躍してきたが、トップ下あるいはボランチなど同じポジションで起用された場合であっても、遠藤はやや深い位置でボールを操り、そこからのパスで試合全体を掌握するスタイルを築いている。

 一方で中村は少し高い位置で決定的なパスや展開を創出していく。この試合でも1ゴール1アシストと、得点に直結した結果を残し、開幕戦勝利の立役者となった。

 実際に共闘した阿部はその違いを人一倍感じているのだろうが、2人の偉大なマエストロと同じピッチに立つことは、誰もが得られるわけではない貴重な経験値として阿部の中に積み上がっていることに違いはない。

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

最終更新:2/26(日) 8:00
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