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エディー前ラグビー日本代表HCがレスター監督解任劇に教訓「最高の例」

2/26(日) 15:38配信

THE ANSWER

エディー氏が語る監督業の厳しさ「いつも何かに怯えている」

 2015年ラグビーW杯で日本代表を指揮したラグビーイングランド代表のヘッドコーチ、エディー・ジョーンズ氏がサッカー英プレミアリーグの昨季王者で、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が更迭されたことについて「誰もが性急に結果を求める」と同情しつつ、栄光と転落は隣り合わせにあるとの教訓を選手に伝えている。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」電子版が伝えている。

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「厳しい仕事だ。監督業がいかに不安定なものか理解できるだろう。だからこそ、我々はいつも何かに怯えているんだ」

 エディー氏は記事の中でこう語っている。15年W杯で日本代表を率いて南アフリカを撃破するなど手腕を発揮後、15年12月に英代表初の外国人ヘッドコーチに就任。現在16連勝とチームのポテンシャルを引き出している。ただ、ジョーンズ氏自身も、過去にオーストラリア代表のヘッドコーチを解任された経験がある。

 そんな指揮官にとって、奇跡のプレミアリーグ優勝から300日足らずで解任されたラニエリ監督の悲劇は他人事には思えない様子だ。

ラニエリ監督に同情も「成功の後にも非難が付いて回る」

 記事では「人生は全て短期間で決まる。スポーツの世界でも同じことだ。誰もが性急に結果を求める。すぐに結果を出せなければ、サヨナラを告げることになるんだよ。彼(ラニエリ監督)には気の毒に感じている。認めざるを得ない。彼には多くの共感を覚えている。なぜなら、物事は変わり、チームも変化した。彼はおそらく昨年と同じ仕事をしていたのだろう。だが、それでは十分じゃなかった」とコメントしている。

 また、その悲劇を選手にも教訓として伝えたという。英紙はエディー氏が「私は選手たちに今朝伝えたんだ。レスターは成功の後にも非難が付いて回るという最高の例だ、とね。最終的には責任は選手とスタッフにある。我々にはチームを前進させるための共同責任が存在するんだ」と語ったことも紹介している。

 栄冠を手にしても、すぐに過去のものとなる。エディー氏はレスターの監督更迭劇を受け、プロの世界の厳しさを改めて訴えている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:2/26(日) 15:38
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