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浦和の李がサウサンプトン吉田にエール リーグ杯決勝出場へ日本人選手として「本当に誇らしい」

2/26(日) 13:34配信

Football ZONE web

2012年から2年間所属、イングランドでのプレーは「人生の宝物」

 イングランドのリーグ杯は現地時間26日に、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとマンチェスター・ユナイテッドによって決勝戦が行われる。2012年1月から2年間、サウサンプトンでプレーした浦和レッズのFW李忠成は、古巣のタイトル獲得にエールを送った。

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 サウサンプトンについての話を振った瞬間に、李は「タイトル獲りますね!」と笑顔で返してきた。今も吉田とは連絡を取り合い、試合も見ているという。クラブ関係者のことも知っているだけに、古巣のタイトル奪取を願う気持ちは強い。「選手はもう(吉田)麻也以外は入れ替わっています。ジョゼ・フォンテがウェストハムに行ってしまったのが最後かな。チャンピオンシップ(2部)からの叩き上げで来たのは。(アダム・)ララーナとか、みんな売られちゃったから(笑)」と、少し残念そうに話しつつも、サウサンプトンのリーグ杯制覇を願っている。

 サウサンプトンは1975-76シーズンにFA杯で優勝した経験があるものの、プレミアリーグが創設されて以降は1部でのタイトル獲得はない。李が加入した当初はチャンピオンシップの所属で、半年後にプレミアリーグに昇格。それ以来、年々順位を上げてきた。

 李はイングランドでプレーできたことを「人生の宝物」と話す。それはサッカー選手の多くが目標とするヨーロッパでのプレーを、実現したからこそ分かることだと話した。

正直な気持ちは「うらやましいですよ」

「サッカーの世界最高峰の物差しを持てたのは、自分にとって大きいですよね。それは、テレビで見ていては分からないものなので、自分の人生の宝物です。イングランドは歴史があるので町中にスタジアムがあって、おじいちゃんと孫が手をつないで行くようなところ。そうやって文化になっているので、それを体験できたのも素晴らしかった。イングランドの、サッカーが文化として根付いているものを感じると、人生観が変わりますよ」

 だからこそ、サウサンプトンの町は週末の大一番に向けて「ロンドンより南のチームがタイトルを獲ることはそんなにないですから、試合に向けて雰囲気は変わっていると思う」と話す。町中がサウサンプトンの快挙を期待するムードに包まれているのではないかと、思いを巡らせた。

 そして、聖地ウェンブリー・スタジアムのピッチに同世代の吉田が立つことを、「うらやましいですよ」という正直な気持ちを明かした。それでも「日本人選手がウェンブリーのピッチで決勝を戦うのは本当に誇らしい。素晴らしいことだと思うし、頑張ってほしいです」と力を込める。

 自身は今季のAFCチャンピオンズリーグ開幕戦となった21日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの4-0勝利に大きく貢献。浦和の一員としてアジアの頂点を目指す李は、世界最高峰の舞台で奮闘する吉田の活躍と、古巣サウサンプトンのリーグ杯制覇を心の底から願っていた。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:2/26(日) 13:34
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