ここから本文です

更年期治療の「HRT(ホルモン補充療法)」を受けるには?医療機関への予約~受診・問診まで

2/27(月) 16:10配信

OurAge

ホルモンのバランスが変わることで、実は誰にでも来る更年期。不調の感じ方や症状の程度に差こそあれ、私たちの体に大きな影響を及ぼす。更年期の不調改善法の最右翼といえば、足りなくなった女性ホルモンを薬で補うHRT(ホルモン補充療法)だ。自費診療のイメージが強いが、健康保険が適用になる治療法だ。具体的に医療機関への予約~受診・問診までをご紹介しよう。

治療を切望しても、その場ですぐに処方してもらえるわけではないのがHRT(ホルモン補充療法)。がんなどはもちろん、病気が潜んでいることを知らずに始めたら、それを促進する危険性もあるからだ。

「たまに、いきなり『ホルモン治療受けたいんですけど』という患者さんがいますが、『その治療が必要かどうか、可能な状態かどうかしっかり診させていただき、医師が必要だと判断したら出します。それでよろしいですか?』と聞きます。『いや、薬だけ出してほしいんです』とか『検査は嫌です』と言われたら丁重にお断りします。医師としての責任です」と婦人科医師・宮沢あゆみさんは言う。

事前検査は多岐にわたることが多く、治療中も年に1度の検診が必要だ。それも更年期の健康維持のため。毎年忘れずに検査を受けることで、本当の意味で健康になることにもつながり、よいことだともいえるだろう。

■医療機関・クリニックへ予約するときの注意
HRTを希望する場合は、実施しているかどうかを事前に確認すること。保険適用か自費診療なのかも確認。ただし、自分が治療を受けられるかどうかは診察や検査次第。事前にはわからないので注意しよう。HRTを実施しているかどうかの目安は次のとおり。

●HRTに詳しい医師がいる。●「更年期外来」を掲げている。●日本女性医学学会や更年期医療関連団体の認定医リストに掲載。●カウンセリングに時間を割いてくれる。●外来患者に更年期世代の女性が多い。●HPなどで更年期について詳しく語られている。

■受診・問診
初診では、問診票への記入や医師による聞き取りが行われ、更年期症状の疑いがあればいろいろな検査を実施。乳がん検診など、検査によっては他の医療機関を紹介されることも。初診までに整理しておきたいことは次のとおり。

●気になる症状の情報(いつからどのように)。●月経の周期や月経期間(最終月経の開始日も)。●これまでかかった病気。●家族の病歴。●現在飲んでいる薬。●直近の健康診断や人間ドックの検査結果。

HRTを希望するなら、自分の体調を確認するなどの準備が重要だ。スムースな治療にもつながる。

最終更新:2/27(月) 16:16
OurAge