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新天地候補の米シアトルで“本田待望論”が浮上 「本田は日本サッカー界のイチロー」と高評価

2/27(月) 11:49配信

Football ZONE web

「本田はW杯でプレーしたい。ベンチに座り続けていたら…」とシアトル地元紙が指摘

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は2017年に入ってからリーグ戦出番ゼロという戦力外状態で、米メジャーリーグサッカーのシアトル・サウンダース電撃移籍も浮上しているなか、地元シアトルでは本田待望論も浮上している。

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 かつてMLBシアトル・マリナーズで伝説的な活躍を見せたマーリンズのイチロー外野手になぞらえて、「日本サッカー界のイチロー」という高評価を与える米メディアも登場している。地元紙「シアトル・タイムズ」が報じた。

 イタリアメディアは本田のシアトル移籍を秒読み段階と報じたが、アドリアーノ・ガリアーニCEOが否定したことで消滅したかに見えた。サウンダースのガレス・ラガーウェイGMは本田獲得について「他のクラブと契約中の選手についての話題はしないことがチームのポリシー」と明言を避けたというが、記事によると本田陣営からの移籍の興味がある一方、サウンダースは本田獲得を進めているという。

 本田の米国上陸には2018年ロシアワールドカップ(W杯)出場への執念だという。「本田は来年のワールドカップでプレーしたい。数週間イタリアのチームで行われているようにベンチに座り続けていたら、それも叶わないだろう」と、記事ではパンキナーロ(ベンチ要員)と呼ばれる本田の現状では、W杯に出場できないと指摘している。

本田が「サッカー版イチロー」と呼ばれる理由

 MLSの移籍市場はまだオープンしている。ミランは中国人グループ「シノ・ヨーロッパグループ」への身売り交渉の完了予定の3月3日後に、本田移籍が新オーナーによって、許可される可能性があるという。

 そして、本田の移籍は待望されているようだ。「これはエキサイティングか。もちろんだ。本田は日本サッカーにとって、野球におけるイチローのようなものだ」と、マリナーズ時代のイチローを取材したという記者はこう記している。

 イチローはオリックスから2001年に移籍し、野手として日本人初のメジャーリーガーとして大活躍した。新人王とMVP、首位打者、盗塁王、ゴールドグラブ賞などを同時受賞した。シアトルでは10年連続の200本安打を放つなど金字塔を打ち立てている。

 昨季からリーグ通算1得点3アシストという成績の本田だが、サッカー版イチローと呼ばれるのは実力以外の部分のようだ。「セーフコ・フィールドでマリナーズの記者席を日本のメディアが埋め尽くしたかのように、センチュリーリンク・フィールドのサッカー戦での記者席にも集結することを楽しみにしている」と言及。国際戦略を進めるサウンダースにとって、日本メディアの注目度こそがイチローとの共通点だという。

「本田がキャリア全盛期であるわけがない」

「言うまでもなく、(本田の加入は)昨季のMLSカップ優勝を再現しようとしているサウンダースにリーグ屈指の攻撃陣をもたらす。イチローがシアトルに登場した時のように、本田がキャリアの全盛期であるわけがない。本田はすでに有名とはなっているものの、イチローはシアトルで殿堂入りのキャリアを送ったのだ」

 ピッチ上でイチロー級の活躍は地元メディアに期待されていないが、本田は新天地にシアトルを選ぶのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:2/27(月) 11:49
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