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小松菜奈がNHK初主演 「渇き。」の経験が糧に!

2/28(火) 19:00配信

ザテレビジョン

NHK総合で毎週水曜夜10時25分から放送中の「スリル!~赤の章~警視庁庶務係ヒトミの事件簿」。小松菜奈演じる庶務係の瞳が、仕事で知り合った刑事・外河(小出恵介)を利用して事件に近づき、持ち前の推理力で解決に導くという軽快なミステリーだ。世界観と登場人物を共有する「―~黒の章~弁護士・白井真之介の大災難」(NHK BSプレミアム)との連動も話題となっている。

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そんな小松菜奈を直撃し、地上波連続ドラマ初主演を務める心境や、演じる瞳のキャラクターについて語ってもらった。

――今回が、地上波連続ドラマ初出演にして初主演とのことですが、撮影の感想はいかがですか?

推理ドラマなので、状況や事件の内容を説明するため、せりふがすごく長いんです。それに、観ている方に分かりやすくするための演出も、監督によってまったく違うので、動きを入れたり、淡々と椅子に座って話したり…。1話ごとに違う現場に入っている気分です(笑)。

4人の監督がいるのですが、たとえば、2話を撮られた滝本(憲吾)監督は関西の方で、1話を撮られた河合(勇人)監督とは笑いのセンスも違っていました。関西と関東の笑いの違いを改めて感じました。現場ではいろいろ周りの方に助けられながら、のびのびとやらせてもらっています。

――映画の経験の方が多いと思いますが、毎回演出が違うというのは映画とは違った感覚だったのではないですか?

そうですね、最初に話をいただいた時は、「中野瞳は、真面目で無表情な感じで…」と言われていたのですが、現場に入ると“ダンスを踊りながら廊下を歩いていく”というシーンがあって。「え、こんな感じなんですか!?」と驚いてしまいました(笑)。

撮りながら変わっていくことも多く、4人監督がいて、言われることはそれぞれ違うので、自分の中ではぶれないキャラクターを持って、そこから監督によって違う面白さを引き出してもらえることが、面白いなと思います。

――瞳を演じる上で、“ぶれない”ようにしているのはどこですか?

外河を利用して現場に出ていくところなど、上から目線でずる賢いように見えるかもしれませんが、基本は好奇心旺盛で、無邪気で、自由で…というキャラクターだと思います。庶務係では真面目に業務をこなしていますが、現場に行くといきいきと弾けるというように、好奇心と無邪気さが彼女のぶれない部分。説明ぜりふが多いので、真面目なキャラになりすぎてしまわないように気を付けています。

――演じる作品ごとにまったく違ったキャラクターを演じているように思いますが、役作りとして毎回していることはありますか?

本当にいろいろな役をやらせていただいてますが、映画「渇き。」(‘14年)で演じた加奈子の印象が強くて、何をしても「裏があるんじゃないか」と言われることが多いんです(笑)。かわいらしい女の子を演じるときは、かわいらしい女の子の仕草を勉強したりもしますが、やはり現場で言われたことに柔軟に対応できるように、自分の中で決め過ぎずに作っていくのが大事かなと思っています。

それというのは、「渇き。」の中島(哲也)監督は、言われたように演じると「今の演技は飽きたから、次は自分の考えた演技をやってみて」と言う方で、自分で考えることを求められたんです。「今のは全然面白くないから、次は面白いのをやってみて」と言われて、「面白いのって何ですか!?」と困惑することも多かったですが、馬鹿になってみたり、笑いながら演じたり、とにかく違う演技をしてみることが大事なんだなと思いました。

そのベースがあるので、他の現場で「もっと、こうしてみて」と言われても、苦労はあっても抵抗はあまりないんです。まずはやってみて、その上で違ったら、監督がまた何か言ってくれるだろうと。その意味で最初に育った環境が良かったんだと思います。

――今作でも事件現場で犯行の説明中に見せる変顔が印象的です。

現場での瞳は純粋に楽しんでいるので、テンションを高くするのに加えて、庶務係で見せない顔を見せることで、瞳がいきいきしていることがより伝わるかなと思って、スパイスのつもりで入れています。

表情も、女優を始めた最初の頃は「きれいに映りたいな」とか思っていたのですが、今は「どう思われてもいいや」と思って演じています(笑)。使えなかったら使われなくてもいいんです。そこの判断や見せ方は、監督やスタッフさんにお任せして、私は自由に、楽しく、そこにいるようにしています

――実は、刑事ドラマはあまり見ないとのことですが、今回推理ドラマに出演して、どんな印象を持ちましたか?

ドラマを見るときは、あまり頭を使わず、ぼーっと見たいなというのがあって、これまでどちらかというと刑事ドラマや医療ドラマとは縁遠かったんです。でも、今回の作品は、ストーリーはテンポ良く進んでいきますし、見ていてあっと言う間で、肩ひじ張らずに見られるんです。「撮影中に、こんなことあったな」と思い出したり、他の方の演技を見ていてニヤニヤしながら「白井さん(山本耕史演じる弁護士で、「~黒の章~」の主人公)って馬鹿だな」と声に出したり、純粋に楽しんでいます。

推理の説明も、文字が浮かび上がったり、瞳が現場に出て説明したり、分かりやすいので、子供から大人までたくさんの方々に楽しんで見ていただける新しいミステリーだなと思います。

最終更新:2/28(火) 19:00
ザテレビジョン

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