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ACL2試合9得点…浦和のゴールラッシュが起きた理由 選手の証言から浮かび上がるJリーグとの違い

3/1(水) 12:38配信

Football ZONE web

2月28日のFCソウル戦で5-2大勝 ACLの2試合で9得点と浦和の攻撃が爆発

 浦和レッズは2月28日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節のFCソウル戦で5-2の大勝を収めた。21日の初戦で4-0の勝利を収めたのに続き、2試合で9得点と爆発している。なぜ、ACLでゴールラッシュが起きたのか、選手たちの証言からはJリーグでの戦いとの違いが浮かび上がる。

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 FCソウルは浦和に対して高い位置からプレスを掛ける戦術を選択した。ファン・ソノン監督は「いろいろな戦術はあるが、判断をするのは監督であり、責任も監督にある。前からプレスに行こうという戦術で、選手たちは最善を尽くしてくれた」と、そのプランを試合後に話した。

 しかし、それは浦和にとっては願ったりかなったりの展開だった。最後方のGK西川周作までビルドアップに参加する浦和のパス回しに対して、FCソウルは前線がズルズルと引きずり出されて中盤に大きなスペースが空いた。先制点を決めた浦和のFW武藤雄樹は「ああやってくれたら、本当にやりやすい」と話し、ACLでの戦いで見られる利点を話した。

「スペースが空いていることを感じましたし、連動性のある攻撃ができたと思いますね。スペースがあればゴールが決まることを見せられたと思います」

李は特殊な戦術が効果的と明かす

 武藤は「スペース」という単語を強調した。これは、過去の戦いでも攻撃陣が強調してきた言葉の一つだ。ACLの日本人最多15ゴールの記録を更新中のFW興梠慎三も「ACLでは後ろに固めてこないので、スペースがあって攻撃しやすいことが多い」と話す。また、2戦連続でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたFW李忠成は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の特殊だと言われる戦術が海外クラブとの戦いでは効果的になると話していた。

「レッズのようなサッカーは海外ではあまり見ないので、相手は特に最初のうちに面食らうんじゃないですか。相手がビックリしてますからね」

 この日に対戦したFCソウルは、昨季ACL決勝トーナメント1回戦で激突。PK戦までもつれ込む激闘の末に浦和が敗れたが、当時の監督だったチェ・ヨンス氏から今季はファン・ソノン監督にスイッチしていた。監督としては初対戦となる浦和に対して、有効な対策を打つことができなかったことが浮き彫りになった。

 それでも、ペトロヴィッチ監督就任後に昨季までで3回臨んだACLで決勝トーナメントに進出したのは昨季のみ。その要因について、李は決定力の問題を話した。

「チームとして(得点を)取るべきところで取れた。特に前半は決定的な仕事をして、そして決められた。今までは、決められずに自分たちで難しくしていた」

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最終更新:3/1(水) 12:38
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