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2017年プリツカー賞は〈RCR アーキテクツ〉のラファエル・アランダ、 カルメ・ピジェム、ラモン・ヴィラルタ。史上初の3名同時受賞!

3/2(木) 0:10配信

Casa BRUTUS.com

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建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー建築賞。今年はスペインの〈RCR アーキテクツ〉のラファエル・アランダ、 カルメ・ピジェム、ラモン・ヴィラルタに決まりました。

栄えある2017年プリツカー建築賞を受賞した〈RCR アーキテクツ〉はラファエル・アランダ(1961年生まれ)、 カルメ・ピジェム(1962年生まれ)、ラモン・ヴィラルタ(1960年生まれ)の3名が共同主宰する建築設計事務所。1988年、3人の故郷であるスペイン・カタルーニャで設立された。建築の外部・内部の連続性を追求し、豊かな感情と体験をもたらす建築を生み出している。

プリツカー賞は世界の建築賞の中でももっとも権威あるとされる賞の一つ。これまでノーマン・フォスターやジャン・ヌーヴェル、ヘルツォーク&ド・ムーロンらそうそうたる顔ぶれが受賞している。日本からも安藤忠雄やSANAA、伊東豊雄、坂茂らがその栄誉に輝いた。

3名が同時受賞となるのは、今年で39回目を迎えるプリツカー賞史上、初めてのことだ。スペイン出身の建築家が受賞するのも96年のラファエル・モネーオ以来、ほぼ20年ぶりになる。ピジェムは「感激と喜びとともに、大きな責任を感じています」とコメントしている。

プリツカー建築賞を主催するハイアット財団のトム・プリツカー会長は言う。

「彼らの建築はパブリックなものからプライベートなもの、文化施設・教育機関まで幅広い。3人の能力が統合されて、それぞれの土地固有の環境を強く意識した建築を作り出している」

スペインの地方に根ざして活動する彼らはリサイクルされた鉄やプラスチックなど、近代の素材を巧みに使いこなしている。審査にあたったグレン・マーカット審査団長は言う。

「素材を融合させて他にはない力強さ、シンプルさを実現させている。彼らの妥協のない建築は過去に対するリスペクトと、現在と未来への明快なビジョンを示すタイムレスなものだ」

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最終更新:3/2(木) 0:10
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