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花澤香菜の最新曲に秘密のモールス信号、ファンが解明

3/2(木) 7:01配信

KAI-YOU.net

声優・歌手として活動する花澤香菜さんが、去る2月22日に発売した最新アルバム『Opportunity』のとある曲にメッセージが隠されているとファンが発見。KAI-YOU編集部でも検証の結果、たしかに「聞こえる」ことがわかりました。

【モールス信号「スキ」を検証した動画】

筆者がその存在を知ったのは、Twitterでの@kuruchaaaaaaanさんのツイート。

それによると、『Opportunity』の5曲目に収録された『滞空時間』の間奏に、モールス信号で「スキ」の2文字が隠れているのだとか。

秘めたる「スキ」はBサビ後の間奏部分に

『滞空時間』を聞き直してみると、Bサビ後の間奏部分(2分53秒~2分56秒)に、それと思しき音がありました。

そこで、Web上でモールス信号を再現できる「Google 日本語入力 - モールスバージョン」で「スキ」の2文字を打ち込み、音が鳴る間合いを調整の上、再生速度を変化させてみると、たしかに限りなく近しい音になりました。

なお、「Google 日本語入力 - モールスバージョン」を使用した場合は、再生速度を2.4倍に早めるとこの音になります。

あらためて今回のアルバムに関するインタビューを読み直してみると、「リスレゾ」の取材に対し、トータルサウンドプロデューサーを務めるROUND TABLEの北川勝利さんが、『滞空時間』を作詞作曲した宮川弾さんについて以下のようにコメントしています。

「歌詞の文字校をチェックしているとき、そういえば間奏でもメッセージがどうのこうの言ってたのを思い出して。あれ何のことだろうと思っていて。聴き返してみたら、間奏に入っている音が何かのメッセージだったのかと初めてわかって。モールス信号表みたいのをネットで調べて「ああ、そうなんだ!」て。言えばいいのにね。そういうの言わないんですよ。」
「花澤香菜 4thアルバム『Opportunity』トータルサウンドプロデューサー・北川勝利インタビュー/リスレゾ」より引用

また、前述の@kuruchaaaaaaanさんのツイートを、北川勝利さんがリツイートしていることからも、『滞空時間』に秘められたモールス信号の「スキ」は疑いないと考えてよさそうです。

モールス信号は短符の「トン」、長符の「ツー」を組み合わせた音でメッセージを伝える通信方法。かつては広く使われましたが、現在は漁船や軍隊などに用途も限られつつあります。まさに秘密の暗号にはもってこい、でしょうか。

スキの気持ちを、言えない、言わない、でも伝えたい……そんな細かやな仕掛けを知ると、それまで聴いていた曲がまた一段と輝いて響いてきます。

なお、花澤香菜さんの楽曲での仕掛けで思い出すのは、アニメ『化物語』に登場し、花澤香菜さんが声優を勤めた千石撫子(せんごくなでこ)のキャラクターソングでもある『恋愛サーキュレーション』も有名です。

歌詞中の『「し」抜きで いや 死ぬ気で!」になぞらえ、「なでしこのシを抜いた“なでこ”」のキャラクター名と、楽曲に「シの音階が使われていない」という、3つの「シ抜き」がかかっていたのでした。

さて、他にも『Opportunity』には秘密が隠れているのでしょうか。あるいは、聴き込むほどにグッとくる要素にも、まだまだ出会えそうです。

長谷川賢人

最終更新:3/2(木) 7:01
KAI-YOU.net