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セリエA得点王が国外移籍のリスクを激白 ドルトムントでドイツ語習得に苦しみ「香川だって…」

3/2(木) 16:40配信

Football ZONE web

香川やオーバメヤンを例に出し、国外での適応の難しさを告白したFWインモービレ

 ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレは2014年シーズンにセリエA得点王の肩書きを引っさげて、トリノからドルトムントに鳴り物入りで移籍した。バイエルンに引き抜かれたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの後継者として期待を集めたが、24試合3得点の不発に終わり、当時ドイツメディアから「失敗補強の烙印」を押されてしまった。

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 今季は一転、25試合14ゴールでセリエA得点ランク6位と好調なインモービレはイタリアメディア「リビスタ・ウンディチ」に登場。ドルトムント時代の適応の難しさを告白した。日本代表MF香川真司もドイツ語を習得できていなかった例も持ち出している。

「ドルトムントでは、クロップは絶対に諦めるなと教えてくれた。彼はその姿勢を絶対に変えなかった。ドイツスーパーカップで優勝した時も12月に最下位になった時もそうだった」

 現在リバプールを指揮する闘将との思い出を語った。だが、ドイツではキャリア最悪の時間を過ごした。地元紙「ビルト」には「ドイツ語を話せない」ということでバッシングを受けた。

「リベリーはあれだけドイツでプレーしてもいまだドイツ語を話せないのに、自分の場合は悪になった。オーバメヤンや香川だって(ドイツ語を)理解していない。それでも、トゥヘルは通訳のクラブハウス立ち入り禁止を決めた。フィールドでどう動けばいいのか、ロッカールームでどう付き合えばいいのか苦しんだ」

トゥヘル監督との事件「笑える悲劇があった」

 インモービレはこう語った。2014年シーズンの在籍時に香川やガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンもドイツ語をほとんど理解していなかったと暴露している。オーバメヤンもイタリア語の通訳を付けていたが、昨季ドルトムントの監督に就任したトーマス・トゥヘル監督から通訳の帯同を禁止されたという。

 プレシーズンツアーで戦術家との事件が起きたという。「笑える悲劇がシンガポールへのプレシーズンツアーであったんだ。トゥヘルに面接で呼び出された。そこで彼はドイツ語で話し始めたんだけど、“気づいてくれ、何を言っているのか分からないんだ”と言った。そこで彼は自分がトラブルに直面していることを理解したんだ」と語ったという。

 インモービレはセビージャと古巣トリノへの期限付き移籍を経て、ラツィオに移籍した。イタリア人にとっても国外移籍で言語や適応のリスクは存在するようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/2(木) 17:39
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