ここから本文です

マルセイユ酒井が「人種差別の被害者」に 「試合中に聞こえる」と明かす“ある言葉”とは

3/3(金) 17:30配信

Football ZONE web

今季27節を終えて25試合に出場の酒井、GKを除いて最長プレー時間を誇る

 今夏にハノーファーからマルセイユに移籍した日本代表DF酒井宏樹は、主力としてフル稼働して評価を高めているが、新天地フランスでは日本人選手に対する嘲笑もあるという。仏メディア「sports.fr」は「酒井、人種差別の被害者に」と報じている。

【一覧】海外日本人プレーヤー43人「最新推定市場価格ランキング」

 クラブ公式番組に出演した酒井は「海外でプレーできる年数は限られている。そのなかでやれることはすべてやろうと思っている。身の回りのことから、全て今トライしているところ」と語る。新天地に適応するため練習以外の時間も大切にしており、「2時間練習があれば、それ以外の22時間の生活が今後を左右してくると思っているから、そこに力を入れている」と明かす。

 今季リーグ戦27節を終えて25試合に出場している酒井は、GKヨアン・プレに次ぐ出場時間を誇り、守護神を除くフィールドプレーヤーで最長のプレー時間を誇る。シーズン途中の昨年10月に就任したリュディ・ガルシア監督も酒井の成長ぶりを称賛し、日に日に存在感を高めているようだ。

 着実に地歩を固めている酒井だが、同記事では日本人に対する“決まり文句”があると指摘。「酒井は、フランス人がアジア人に対して、常に敬意を払っているわけではないことを発見したかもしれない」と、ある種の人種差別として次のように言及している。

嘲笑を感じるも…酒井本人はどこ吹く風

「26歳のプレーヤーはマルセイユで新しい文化を発見した。そして、日本人に対するフランス人の常套句を引き起こした」

 その常套句について酒井も自ら言及しており、日本人選手に対する嘲笑もあると明かす。「感じました。やっぱり『スシ』じゃないですかね。試合中に後ろから『スシ』と聞こえる」と語り、ピッチで対峙する対戦相手やスタンドから言葉が飛んでいるという。かつてドイツで活躍した元日本代表FW高原直泰(沖縄SV代表兼監督兼選手)は「スシボンバー」と呼ばれた。それは愛称でもあったが、スシのイメージはフランスでも根強いようだ。

 もっとも酒井本人に気にしている様子はなく、笑顔で「スシって偉大なんだなと思いましたよ」とどこ吹く風。そうした強靭なメンタルも、新天地で成長を続ける酒井の支えになっているようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/3(金) 18:47
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新