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チャイナ・ミラン誕生はいつ!? 売却完了が再び延期…

3/3(金) 21:41配信

SOCCER DIGEST Web

中国側の延期申し出にミランが不信感? 株主総会では批判殺到。

 3月3日、シルビオ・ベルルスコーニの持ち株会社でミランの親会社である『フィニンベスト』と中国人投資グループの会社『シノ・ヨーロッパ・スポーツ(SES)』による、ミランの株式売却交渉が行なわれた。
 
 しかし、朝9時30分から行なわれた交渉を終えた後、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長兼CEOは「今日のクロージング(最終手続き)はなくなった。引き続き交渉を進めていく」と語り、またしても話がまとまらなかったことを明らかにしている。
 
 ベルルスコーニが1986年からオーナーを務めてきたミランも、ついに新たな所有者の手に渡ると思われたが、先月28日にSESが交渉締結の延期を申し出たと報じられ、一気に雲行きは怪しくなっていた。
 
 ミランの親会社であるフィニンベストは、「今日で決まる可能性もあったが、結果的に話は何も進まなかった」との声明を発表。本来は昨年中にまとまるはずだった話をさらに先延ばしにしたSESに対し、不信感や不満が隠せないようだ。
 
 今回の買収に際し、SESは株式買収の他、債務引き受け、補強費の投資を含めると、計10億ユーロ(約1200億円)もの資金を準備する必要があるが、現時点ではまだ多くが調達できていないとも言われている。
 
 またしても売却が決まらなかったミラン。再び先行きが不透明となったことで、同日に行なわれた株主総会では、株主や弁護士から質問攻めや批判を浴びる羽目となった。
 
 とくに株主から懸念の声が上がったのは、18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマの去就。クラブの将来がはっきりしないようであれば、多くのビッグクラブから注目されている守護神の流出が現実となる可能性もあるが、これについてミラン側から明確な回答はなかったという。
 
 チャイナ・ミランが誕生すれば、ベルルスコーニ・オーナー、バルバラ・ベルルスコーニ副会長兼CEOらとともにクラブを去ると見られているガッリアーニ副会長だが、今回の結論を受けて「(売却が決まるまでは)全てがこれまで通りだ」と語っている。

最終更新:3/4(土) 0:38
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