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パリに立つマドレーヌ寺院の外観が どうしても神殿にしか見えない理由は

3/3(金) 12:01配信

CREA WEB

Magnificent View #1249マドレーヌ寺院(フランス)

 パリの8区にあるマドレーヌ寺院は、古代ローマの神殿のようなたたずまいが目を引くカトリックの教会。

 教会らしからぬ姿となったのには、理由がある。建物はブルボン朝末期の1764年に建設が始まったものの、フランス革命により中断。後にナポレオンの命により、軍隊用の施設に目的を変更して建設が再開された際に、神殿風に変わってしまったのだという。

 1812年にナポレオンが失脚すると、当時の国王ルイ18世がカトリック教会としての使用を決定、1842年にようやく完成した。

 そんな紆余曲折を経てできた建物は、外観こそ神殿のようだが、内部は教会らしく数々の宗教美術品で飾られている。中央の主祭壇で訪れる人を迎えるのは、「マグダラのマリアの歓喜」像だ。

 また、ここにはパリでも有数の大きさと品質を誇るパイプオルガンがあり、ミサやコンサートでその美しい音色を響かせている。

芹澤和美

最終更新:3/3(金) 12:01
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