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テレビはいつまで「勉強のできる優等生」をバカにし続けるのか 日本のゆがんだ逆学歴差別

現代ビジネス 3/4(土) 11:01配信

勉強させられてかわいそう?

 毎年2月は受験のシーズン。中学受験、高校受験、大学受験と多くの少年少女が、勉学に励み、その成果を試しています。

 今年もまた多くの受験生が真剣勝負に挑んでいますが、近時、世間的に大きな話題となったのは女優・芦田愛菜の名門中学合格の件でしょう。

 やれ偏差値70だ、やれ芸能活動禁止でどうする? と、かまびすしく騒がれていましたが、マスメディアの反応は、女優業と学業を高いレベルで両立した彼女への賞賛の声が比較的多かったように思います。

 しかし、その受験のために「一日最高12時間勉強した」ということに対しては、やや「可哀想」ともとれるような声がいくつかあったのが気になりました。

 すでに女優で確固たる実績を残しているということもあって(フリップをめくるたびに「くあー」「うあー」と叫んでいた宮根誠司をのぞいて)テレビなどではその勉強習慣をdisるトーンは控えめでしたが、一部ネットでは「12時間も勉強し続けられる小学生なんて、どうやったらそんな親に従順な子になるんだ」という強めの反応も見られました。

 勉強させられて可哀想。親の言いなり可哀想。

 果たしてそうだったのでしょうか。

 勉強できる子への勘違いとして「先生や親に従順」というイメージがありますが、実際はそうではありません。

芦田愛菜自身がどうだったかは公式なコメントもなくわかりませんが、多くの子供は小さい頃からの好奇心、知識欲、負けず嫌いの延長線で勉強ができるようになります。 できれば楽しい、楽しいのでやる気が出る、という内なる好循環で勉強をしているのであって、むしろ勉強できる子の親はあまり勉強しなさいとは言いません。

 スポーツや音楽だって、できれば楽しいですしやる気も出ます。苦しい練習の末に結果が出るならばそのために自主的にがんばれるでしょう。それと全く同じことです。

 「勉強」という単語は、中国語においては「強制して何かをやらせる」という意味で、日本語でいう「学ぶ」意味はありません。そのせいか、勉強は無理やりやらされるもの、スポーツは自主的にやるものというイメージがついてしまっていますが、そうではないのです。

 このように勉強できる子には、常に勝手なイメージと誤解がつきまといます。

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最終更新:3/4(土) 13:56

現代ビジネス

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