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【名古屋】岐阜戦で行なった風間監督のトライとは? 指揮2戦目でも見えた“八宏流”

3/5(日) 13:00配信

SOCCER DIGEST Web

その判断は迅速。前半途中に選手交代に動く。

[J2リーグ2節]名古屋 1-1 岐阜/3月4日/豊田ス
 
 豊田スタジアムに岐阜を迎えた一戦は、内田のゴールで終了間際に同点に追いついたものの、前半は主導権を握られるなど高く評価できる内容ではなかった。
 
 ただ、名古屋での指揮2戦目となった風間監督はポジティブに試合を振り返る。
 
「前半は相手に合わせてしまい、良いリズムを作れませんでした。ただ、後半は修正することができ、かなりゲームを支配することができたと思います。チャンスを決めることが次の課題。それでも新しい選手を何人か試せた実のある試合でした。岐阜が素晴らしいサッカーをしたことで、良いゲームを見せられたと思います」
 
 この日の風間監督は早々に動いた。33分、岐阜の素早いパスワークを止められずにいると、ボランチの小林に代えて、新助っ人のワシントンを投入したのだ。その意図は独特の言い回しで説明する。
 
「(ボランチの)ハチ(八反田)を前に出したかった。それと一番は両ワイドが引いてしまっていたこと。いつも言っていますが、システムは自分たちが相手を壊すためにある。逆に相手に合わせてしまうと、違うものになってしまう。そのあたりを修正したかった」
 
 岐阜戦はスタメンもベンチメンバーも開幕戦の岡山戦と変わらず。先発は日本人で固めた。それでもワシントンに続き80分にはフェリペ・ガルシアをJデビューさせ、開幕戦でも途中出場させたシモビッチを終盤に投入した。
 
 指揮官は「新しい人材を試せた」ことを評価ポイントに挙げたが、結果を求めつつ、着実に選手起用のレパートリーを増やしている印象だ。
 
 どちらかと言えば守備に力点を置いていた岡山、攻撃的なスタイルを貫いた岐阜と、カラーの違う両クラブとの対戦を通じて、新たな“発見”も得たに違いない。
 
 3月11日の3節では、千葉と今季初のアウェーゲームを戦う。ここでも風間監督独自のアプローチは見られるだろう。選手たちに考える機会を与え、成長を促す“八宏流改革”は今後も進みそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:3/5(日) 13:00
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