ここから本文です

プレミア“連覇”に近づく岡崎元同僚のダイナモMF 運命を分けた「8400万円の差」とは

3/6(月) 12:28配信

Football ZONE web

2015年のレスター移籍でブレイクしたカンテ 異なる2クラブでの連覇に近づく

 チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテは2015年夏にフランス1部カーンからレスター・シティへと渡り、奇跡のリーグ初優勝に大きく貢献したことで一躍その名を世界に轟かせた。しかし、当時はレスターへの移籍を希望しておらず、国内でのステップアップを望んでいたという。キャリアの運命を分けたのはわずか60万ポンド(約8400万円)の差だったと、英紙「ザ・サン」が報じている。

「2017移籍金評価額トップ100」を発表! 欧州5大リーグで100億円を超えるのは…

 カンテはカーンでプレーしていた当時は、世界的に無名の存在だった。当時レスターの監督に就任したばかりのクラウディオ・ラニエリ前監督が、獲得を希望したことで移籍が実現。圧倒的な運動量とボール奪取力を誇る小柄なMFは攻守に絶大な存在感を放ち、高速カウンターでリーグを席巻したレスターの象徴とも言える存在となった。そして昨夏に3200万ポンド(約44億8000万円)でチェルシーへ移籍した。

 大きな成功をつかむきっかけとなった2015年夏のプレミア進出だが、じつは当時のカンテが希望していた行き先はレスターではなかったようだ。カーンでカンテとともにプレーしたMFアレクサンドル・レニューが、事の顛末を明かしている。

「カンテはレスターに行きたいと思っていなかった。彼はマルセイユに移籍したがっていたんだ」

マルセイユが提示した移籍金は8400万円低く…

 元同僚の証言によれば、カンテは日本代表DF酒井宏樹が現在所属するフランスの名門マルセイユへの移籍を望んでいたという。結果的にカンテは翌シーズンに、レスターで日本代表FW岡崎慎司らとともにプレミアリーグで頂点に立つのだが、この選択を分けたのが提示された移籍金の金額だった。

 記事によればマルセイユの提示額が500万ポンド(約7億円)だったのに対し、レスターが支払った移籍金は560万ポンド(約7億8400万円)。約8400万円という差が、カンテのその後を大きく変えることになった。レニューも「彼ら(マルセイユ)はカーンにレスターと同じ額をオファーしなかった。だからクラブはノーと言ったんだ」と振り返っている。

 今季からプレーするチェルシーは1試合消化が少ないながら、2位トットナムに勝ち点7差をつけてリーグ首位に立っており(日本時間6日時点)、異なるクラブでのリーグ連覇も現実的となっている。レスターへの移籍を決断した25歳のダイナモは、好調チェルシーでも不動のレギュラーを務め、イングランドの地で輝かしいキャリアを歩んでいる。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/6(月) 12:28
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新