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「高すぎる…」金満マンCのペップも嘆くイングランド人選手の移籍金高騰

3/8(水) 19:23配信

SOCCER DIGEST Web

イングランド人選手の獲得を望むペップ。

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、イングランドで育った選手たちをチームに加えたいようだ。だが、高値であることから、獲得は「かなり難しい」と述べた。イギリスの『テレグラフ』紙が伝えている。
 
 プレミアリーグ初挑戦のグアルディオラ監督は昨夏、エバートンからCBのジョン・ストーンズを獲得した。一方で、昨シーズンまで正守護神だったジョー・ハートをトリノにレンタル放出。現在、トップチームに所属するイングランド人選手は、ストーンズとラヒーム・スターリング、ファビアン・デルフという3人だけだ(実質Bチーム所属の若手を除く)。
 
 テレグラフ紙によると、グアルディオラ監督は「もっとイングランドの選手が欲しい。だが、信じてくれ。彼らは本当に高いんだ」と、自国や地元出身の選手を増やしたい願望はあるが、コストの問題で獲得が難しいのが現状だと明かした。
 
「バルセロナでもバイエルンでも(自国出身の選手が)たくさんいた。だが、獲得が不可能なときもあるんだ。イングランドの選手たちはプレミアリーグを知っているし、そういう選手たちが欲しい。私は本当にイングランドの選手たちに感銘を受けているんだ」
 
 グアルディオラ監督はトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどのライバルクラブでプレーするイングランド人選手たちを「素晴らしい」と称賛しつつ、「でも不可能なんだ。本当に高いんだよ」と繰り返している。
 
 マンチェスター・Cと言えば、UAEの王族が保有し、世界でも指折りの資金力を誇る金満クラブ。そんな彼らが「高すぎる」と嘆くほどイングランド人選手の価格が高騰している最大の理由が、プレミアリーグのホーム・グロウン(自国育成選手)制度だ。これは登録上限25人のうち8人は、21歳の誕生日までに最低3シーズンあるいは36か月、イングランドかウェールズのクラブに在籍したホーム・グロウン選手でなければいけないというルール。守れないクラブは登録人数が削減される(21歳以下は25人枠に含まれず、外国人選手の上限は17人まで)。
 
 各クラブはこの登録制度に苦心しており、ホーム・グロウン選手が少ない現在のマンチェスター・Cも実質23人での戦いを余儀なくされている。プレミアリーグでは世界最高のテレビ放映権料収入によってそもそも移籍金が高騰しているうえ、このルールによって希少化しているイングランド人選手の価値が上がり続けているのだ。
 
 テレグラフ紙によれば、マンチェスター・Cはボーンマスの司令塔ジャック・ウィルシェア(アーセナルからレンタル中)や、トッテナムで両SBを担うダニー・ローズとカイル・ウォーカー、そしてサンダーランドの若手GKジョーダン・ピックフォードを狙っているという。いずれもグアルディオラ監督が獲得を望んでいるそうだ。はたしてマンチェスター・Cは今夏、指揮官が願うイングランド人選手の補強を実現できるだろうか?

最終更新:3/8(水) 19:23
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