ここから本文です

【月報・青学陸上部】立川ハーフで見えた「箱根4連覇」への不安と課題

webスポルティーバ 3/9(木) 12:37配信

■極私的! 月報・青学陸上部 第31回

 立川シティハーフマラソン――。

「他にもハーフのレースがありますけど、立川シティハーフのように学生同士がガチでぶつかりあうレースはあまりないんです。そのレースで上位に入っていけるかどうか。箱根駅伝からここまで2ヵ間、何をやってきたのかが試されます。このレースで成長が見えてこない選手は今年の箱根も難しいでしょうし、見えた選手は『箱根へいけるぞ』となってくる。そういう意味でも非常に重要なレースですね」

【写真】モデル・馬場ふみかさん、夏らしいウエアで練習

 安藤弘敏コーチは、立川シティハーフの位置付けについてそう語った。

 もちろん現在のチーム状況、さらに選手の現状を確認するためのレースにもなるし、また学生ハーフマラソンとユニバーシアード大会選考会を併催しているので3位以内に入ると、8月に台北で開催されるユニバの出場権を獲得できる。青学大では、2015年に小椋裕介と一色恭志が出場権を獲得、ハーフマラソンに出場してワンツーフィニッシュの活躍を見せた。今回は優勝もしくは3位以内に入ってユニバ出場、各自の自己ベスト更新が目標になった。

 3月5日。レースは、各大学のエース級の選手がズラリと顔をそろえた。

 箱根2区で区間賞を獲得した鈴木健吾(神奈川大3年)をはじめ、工藤有生(駒澤大3年)、川端千都(東海大3年)など箱根を走った選手たちがエントリーをしていたのだ。

 青学大は田村和希(3年)をはじめ、新キャプテンの吉永竜聖(3年)、箱根を快走した森田歩希(2年)、梶谷瑠哉(2年)、小野田勇次(2年)ら26名がエントリーした。 

 この日の立川は快晴、9時30分スタート時の気温は15度と高く、日差しもあったので体感温度は20度近くになった。しかも昭和記念公園内はスギの木が多い。暑さだけではなく、花粉症の選手にはかなり厳しいコンディションになっていた。
 
 レースは序盤から早いペースになった。1km2分50秒ほどのペースで、工藤ら30名ほどの第1集団は5kmを14分25秒で駆けた。10kmは29分08秒だったが、ここで先頭集団が7、8名に絞られた。

 青学勢でそこについていったのが、橋詰大彗(たいせい/2年)だった。

「レースはスタートから全体のペースが思った以上に早くてキツかったです。(そこで)無理せず、後ろの集団について、いいペースでいくことができました」

 コースは12km途中までは昭和記念公園外の平地を走るが、そこからは公園内に入り、アップ&ダウンが続く。ここで全体のペースが落ちたが、15kmをトップで通過した鈴木は43分45秒。橋詰は44分07秒と粘ったが、最後まで追いつくことはできなかった。そのまま鈴木が1時間1分36秒で優勝、大会新記録だった。橋詰は1時間2分46秒、自己ベスト更新で5位に入った。

「学内トップは自信になりますけど、まだまだです。10km越えてから、どれだけ粘れるかが課題です」

1/3ページ

最終更新:3/9(木) 12:37

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月13日発売

定価 本体1,472円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 平昌への道』
■ヘルシンキの激闘
■宇野昌磨、本田真凜ほか