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三井住友銀行が法令違反を隠蔽  内部通報を無視して不正幹部を放置(選択出版)

選択 3/10(金) 17:42配信

 三井住友銀行(SMBC)の本店で重大な不祥事が闇に葬られようとしている。
 本店営業部門のある幹部は、大口顧客が保有している株式を、グループ企業であるSMBC日興証券に移させようとしたという。銀行員が顧客に対し、保有株式などの口座を移動するよう勧誘することは「銀行と証券の分離」を定めた金融商品取引法で禁じられている。金融庁などの監督官庁に見つかれば、営業停止命令を受けることは確実な不正である。こうしたケースは他にもあるといい、「上司が把握しながら、むしろ奨励しているようなところもある」(本店関係者)。
 また、「不動産取引情報を部内で共有し、顧客などに紹介していた部署がある」(同前)。これもグレーゾーンだが、メールで部内に周知した後、まずいと気づき、消去させる隠蔽工作を図ったという。
 最大の問題はこうした違反について銀行内部の通報制度を使って上層部に訴えても処分されないケースがままあること。前述したものは現在、通報されているが「調査には期待できない」(同前)という。
 三井住友銀と言えば、旧住友銀の支配、いや傍若無人な振る舞いで知られる。不正を行っている部署の責任者は軒並み住友銀出身だったことは偶然ではあるまい。膿を出すためには金融庁による大胆な外科的手術が必要だ。
(選択出版)

選択出版株式会社

最終更新:3/10(金) 17:42

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