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王者・侍ジャパン、準決勝で散る。3連覇へオールNPBで挑んだ7戦目の無念【WBCの軌跡】

3/12(日) 16:00配信

ベースボールチャンネル

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が6日から始まった。2009年の第2回大会で連覇を達成した日本代表は、2013年に行われた第3回大会では準決勝敗退という悔しい結果に終わった。

第4回WBCに出場している侍ジャパンメンバー

第1ラウンド ブラジル 対 日本(第1戦)【ヤフオクドーム】

 前回大会で連覇を達成した侍ジャパンは、全員が日本のプロ野球で活躍する選手たちで構成され、山本浩二監督の下3連覇に挑んだ。

 第1ラウンドは4チームで争う総当たり戦。初戦の相手は、予選を勝ち上がってきたブラジル。

 日本の先発のマウンドを託された田中将大は、初回に先制タイムリーを許すなど2回1失点と厳しい結果となったが、チームは3回に糸井嘉男のタイムリーヒットで同点。

 5回まで3-2とリードを許すも、8回に代打・井端弘和、松田宣浩のタイムリーヒットなどで一挙3点を挙げ逆転に成功。3-5で辛くも勝利を収めた。

第1ラウンド 日本 対 中国(第2戦)【ヤフオクドーム】

 中国との第2戦。侍ジャパンは、2回に2死二塁から中田翔がレフト前へタイムリーヒットを放ち先制。

 5回には内川聖一のタイムリーヒット、さらに満塁から糸井嘉男が走者一掃のタイムリー2ベースヒットを放つなど4得点。試合を有利に進めた。

 投げては、先発の前田健太が5回を投げて奪三振6、無失点と好投。9回に2点を返されたものの、リリーフ陣が踏ん張り5-2で勝利した。

第1ラウンド キューバ 対 日本(第3戦)【ヤフオクドーム】

 全勝での第2ラウンド進出を決めたい侍ジャパンだったが、その前にキューバが立ちはだかった。

 3回にヤズマニ・トマスのソロホームランで先制を許すと、その後も4回、6回と失点し苦戦を強いられる。

 8回には、今村猛がアルフレド・デスパイネに3ランホームランを浴び、リードを広げられた。

 侍ジャパンは、9回に井端弘和のタイムリーヒットなどで3点を挙げるも及ばず。6-3で敗れ、このラウンド2勝1敗。2位での第2ラウンド進出となった。

第2ラウンド チャイニーズ・タイペイ 対 日本(1回戦)【東京ドーム】

 戦いの場を東京に移した侍ジャパン。第2ラウンドはダブルイリミネーション方式のトーナメントで行われた。

 侍ジャパンの1回戦の相手は、チャイニーズ・タイペイ。チャイニーズ・タイペイの先発のマウンドには、それまでメジャーリーグで61勝を挙げていた王建民が登った。

 侍ジャパン打線は、王が降板する6回まで無得点と抑え込まれた。しかし、2-0とリードされた8回に阿部慎之助、坂本勇人のタイムリーヒットで同点とする。

 1点を勝ち越され、3-2で迎えた9回。1死ランナーなしから鳥谷敬が四球で出塁すると、2死一塁から井端弘和の打席の初球に盗塁成功。

 チャイニーズ・タイペイのマウンド5人目のチェン・ホンウェンに対し、井端はカウント2-2からセンター前へ同点のタイムリーヒットを放ち再び同点に追いついた。 

 延長10回、侍ジャパンの攻撃は先頭の相川亮二がヒットで出塁。さらに四球と犠打で1死二、三塁とすると、この日7番に入った中田翔がレフトへ大きな飛球を放つ。

 これが犠牲フライとなって、待望の勝ち越しに成功。最後は杉内俊哉が締めて、3-4で4時間37分の死闘を制した。

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