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【株主優待の裏技】ヤマダ電機、オリックスら長期で持つとお得な優待!

3/12(日) 16:20配信

HARBOR BUSINESS Online

 株主優待には、長く保有すると優遇されたり、多く持ったほうがお得な銘柄がある。そこで、年間300銘柄優待をゲットしているカリスマ優待投資家のかすみちゃんに、普通の優待よりも圧倒的にお得な優待株を教えてもらった!

 最近、株主優待に関する拡充が相次いでいる。その代表は、2月10日に発表された「すかいらーく」だ。

「すかいらーくは、ガストやジョナサン、バーミヤンなど、さまざまなファミレス、飲食店で使える食事券がもらえます。今までは100株で年間2000円分だったのですが、今回、100株で年間6000円と3倍に増額されたんです。優待と配当を合わせた利回りは6%を超えるお得な優待株になりました!」

 すかいらーくをはじめ、なぜ今、株主優待の拡充が相次いでいるのか? フィスコ・アナリストの田代昌之氏は次のように分析する。

「株主優待を実施している企業は2000年の570社から、2016年には1307社まで増加しています。これは全市場の上場企業の35.5%にあたります。優待が増えている理由はいくつかありますが、NISA(少額投資非課税制度)を使って長い目で配当や優待といったインカムゲインを重視する投資家が増えたのでしょう」

◆長期保有でお得になる株主優待株がある!

 近年、かすみちゃんによると、「ただの株主優待ではなく、一味お得な株主優待も増えている」とか。その一つが「長期保有数すると優遇される銘柄」だという。

「例えばビックカメラやヤマダ電機、オリックスのように、途中で全株売却せず継続保有すると、もらえる優待が優遇される銘柄も多くあります」

 ビックカメラは100株で1000円分のお買い物優待券がもらえるが、1年以上継続保有すると2000円分、2年以上継続保有だと3000円分がもらえる(8月のみ)。2月は100株で2000円分もらえるので、100株(約11万円)で年間最大5000円分の優待券がもらえるということだ。

 ヤマダ電機は100株持っていると、3月に1000円分の優待割引券、9月には2000円分の優待割引券がもらえる。ところが、1年以上継続して保有すると3月は1500円分、2年以上だと2000円分が追加でもらえ、9月は1年以上継続して保有すると500円分が追加でもらえる。つまり、通常は100株で年間3000円分だが、1年継続保有すると年間5000円分、2年継続保有すると5500円分の優待割引券がもらえるのだ。

 企業を応援するつもりで、長く持てばお得な株主優待株を長期保有してみよう。

【かすみちゃんがオススメするひと味お得な株主優待株】

ぴあ(東証1部・4337)

現在株価3025円/売買単位100株

優待取得価格30万2500円

100株で2500円相当、1000株で5500円相当のギフトカード。1年以上保有でそれぞれ2倍に増額(3月)

オリックス(東証1部・8591)

現在株価1739円/売買単位100株

優待取得価格17万3900円

100株で5000円相当のカタログギフトがもらえる。3年以上継続保有で 1万円相当にアップ(3月/9月)

まんだらけ (東証2部・2652)

現在株価536円/売買単位100株

優待取得価格5万3600円

100株で2000円相当の優待券。1年以上継続保有で5000円にアップ。利回りは5%以上に(3月/9月)

興銀リース(東証1部・8425)

現在株価2538円/売買単位100株

優待取得価格25万3800円

100株で3000円分の図書カードがもらえる。1年以上継続保有で4000円にアップする(3月)

オープンハウス(東証1部・3288)

現在株価2692円/売買単位100株

優待取得価格26万9200円

100株で3000円分のクオカードがもらえる。3年以上継続保有で 5000円にアップする(9月)

ビックカメラ(東証1部・3048)

現在株価1125円/売買単位100株

優待取得価格11万2500円

100株で年3000円分の優待券。8月は1年以上継続保有で1000円、2年以上で 2000円追加(2月/8月)

※株価などのデータは3月8日終値時点。銘柄コメント内の「利回り」は「優待+配当利回り」のこと、最後のカッコは権利確定月

【かすみちゃん】

カリスマ優待投資家。ブログ「かすみちゃんの株主優待日記」では株主優待券で外食した写真も多く掲載され、個人投資家から人気。優待新設などの最新情報も豊富。ツイッターは@kasumicyan

【田代昌之氏】

マーケットアナリスト。新光証券、シティバンクなどを経て金融情報を発信するフィスコのアナリストに。株式を中心にマーケット全般や個別銘柄の分析を担当。海外機関投資家事情にも詳しい

<取材・文/HBO取材班>

ハーバー・ビジネス・オンライン

最終更新:3/12(日) 16:20
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