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J2の「オリジナル10対決」は、千葉が名古屋を圧倒でJ1復帰へ光

webスポルティーバ 3/13(月) 17:30配信

 J2第3節、ジェフ千葉対名古屋グランパス。ともにJリーグの「オリジナル10」である両者が対戦するのは、実に2009年以来8シーズンぶりのことだ。

【写真】こちらも双子の選手

MF町田などの活躍で、名古屋を圧倒した千葉 そんな歴史的価値に加え、佐藤勇人(千葉)・寿人(名古屋)の双子対決が実現するかもしれないという話題もあり、この試合にはJ2の、しかも優勝争いの大詰めでもない序盤戦とは思えないほど、多くの報道陣が詰めかけた。

 それでも試合前の主役は、どちらかといえば、名古屋のほうだったに違いない。

 クラブ史上初のJ2降格となった名古屋は、前述のFW佐藤寿の他にも、FW玉田圭司ら、J1級の選手を加え、40歳のベテランGK楢崎正剛も健在。新たな指揮官には、川崎フロンターレで驚異的なポゼッションサッカーを作り上げた風間八宏監督が就任したとあって、シーズン開幕前からJ2最注目株となっていた。

 そんな名古屋が今季の関東初見参だったのだから、注目も集まろうというものだ。

 ところが、である。話題満載の一戦も、始まってみれば黄色のユニフォームの独壇場。主役の座は、千葉が完全に奪っていた。

 DFラインを高く設定する千葉は前線から積極的にプレスをかけ、パスをつないで攻撃を組み立てたい名古屋を圧倒。奪ったボールは横に広く動かし、両サイドからMFホルヘ・サリーナス、北爪健吾が敵陣深くまで進入した。

 ズルズルと後退させられた名古屋DFの前にポッカリと空いたスペースでは、MF町田也真人、熊谷アンドリューが、まさにやりたい放題。ミドルシュート、あるいはスルーパスで次々に名古屋ゴールを脅かした。

 先制点こそセットプレーからのゴール(左サイドのFKからDF西野貴治がヘディングシュートを決めた)だったが、試合の主導権は終始、千葉が握り続けた。

 名古屋の風間監督は「自信を持ってプレーする選手がほとんど見えなかった」とおかんむり。MF宮原和也も「相手のDFラインが高いので、裏を狙っていこうと思ったが、その回数が少なく、裏へのボールの質も低かった」と振り返っていたが、千葉が繰り出すプレス、すなわちボール保持者に対する早い囲い込みが、名古屋の選手を自由にさせなかったとも言える。それほどに千葉のプレスは速く、鋭かった。

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最終更新:3/13(月) 17:30

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